電動モーターアシスト機能が便利な電動自転車。
スポーツ性の高いeバイクにも、多数のモデルがラインナップされて人気です。
eバイクに興味はあるけど値段が高いイメージがある
お手頃価格で購入できるeバイクはどれ?
種類が多く、どれを選べばいいか迷いますよね。
本記事では、そのような人に向けたおすすめの安いeバイクを紹介します。
安いeバイク(電動アシスト自転車)の選び方のポイント
まずは安いeバイクの魅力と選び方のポイントを紹介します。
電動自転車とeバイクの違い
eバイクは電動自転車のジャンルのひとつ。
スポーティな走行性・軽快性を追求した以下のタイプの電動自転車が主に該当します。
- クロスバイク
- ロードバイク
- マウンテンバイク
- ミニベロスポーツバイク
安いeバイクを選ぶなら、クロスバイクかミニベロスポーツバイク
一般的なスポーツ自転車と同様に、eバイクもスポーツ性が上がるごとに各用途に特化し、高価格となります。
- ロードバイク:高速走行性能に特化
- マウンテンバイク:山道や悪路など、オフロードでの走行性能に特化
安い価格帯のeバイクの場合、このような趣味性に特化した電動自転車の購入は難しいのが現状。
そのため、通勤・通学や街乗りなど、日常使いに向いたクロスバイクやミニベロスポーツタイプのeバイクが購入対象です。
安いeバイクを選ぶときに知っておきたいこと
電動自転車は、シティサイクルやママチャリモデルなどスタンダードタイプの商品でも、15万円前後するのが一般的。
通常の自転車と比較して、電動アシストモーター機器やバッテリーの分値段がアップ!
安いeバイクについて、どのような点で価格を抑えているのかまとめました。
メーカー | 車体本体・パーツ共にノンブランドメーカー製が多い |
バッテリー容量 | 容量が小さめのモデルが多い 近距離の移動に向いている |
標準装備 | カゴやスタンド、カギなど、標準装備のパーツは少なめ |
購入方法 | ネット通販やメーカー工場直送の商品が多い ネット購入時では、一部組み立てが必要な商品も |
価格を抑えるため、各装備や機能にメリハリをつけた商品が多いです。
自転車に乗るシーンがはっきりしている人、自転車の整備やカスタマイズをできる人に向いているのが安いeバイクといえます。
価格が抑えられている背景を理解し、メリット・デメリットを受け入れて購入しよう。
安いeバイク(電動アシスト自転車)のおすすめ人気7選
おすすめの安いeバイクを厳選して7つ紹介します。
カイホウジャパン 「SUISUI THE NEO」
カイホウジャパンの「SUISUI THE NEO」は街乗りから長距離移動まで、マルチにこなせるeバイク。
- 軽快なスピード走行可能なクロスバイクモデル
- シマノ社製の7段変速ギアを搭載。長距離走行も脚に負担がかかりにくい
- ワンタッチで3つのアシストモードを変更可能
- 往復10km以内の通勤・通学なら、充電の目安は1週間に1回
- 泥除け・チェーンカバーを標準装備
8万円前後という低価格でありながら、利便性とデザインにこだわって設計された1台です。
PELTECH「TDA-712L」
「TDA-712L」は、大阪の自転車メーカーPELTECH(ペルテック)のeバイク。
変速ギアや電動モーターなど、主要な部品には日本製のパーツを搭載しながらも10万円を切る価格帯がうれしいポイントです。
- 27.5インチで幅広タイプのタイヤを搭載。高速巡航と走行安定性を両立
- 日本電産製の前輪駆動モーター、シマノ社製の7段変速を搭載
- 電動アシストの電子部品に関する不具合について、安心の1年保証付き
- サークル錠やサイドスタンドを標準装備
丸石サイクル「view sportivo ex」
丸石サイクルは、120年以上の歴史を誇る日本の老舗自転車メーカー。
「view sportivo ex」は9万円前後で購入できるクロスバイクタイプのeバイクです。
- ダイレクトなアシスト感の後輪ハブモーター採用
- アルミフレームで軽量な車体
- 自転車協会認証(BAA)マークを取得。各種の安全性基準をクリア
- 購入後3年間の盗難補償付き
良好な車体性能に加え、安全性認証や盗難補償付きのコストパフォーマンスに優れる1台です。
HUMMER「N-DROHM26」
ひと目見てHUMMERと分かるカラーリングとロゴがスタイリッシュな「N-DROHM26」。
- 前輪にサスペンションを搭載。段差のある道やデコボコ道も快適
- シマノ社製6段変速ギアで細やかな切替が可能
- ブラシレス後輪駆動モーターは1充電あたり最大35kmの走行をアシスト
- ワンクリックでアシストを起動。操作も簡単
スポーティな走りを支える装備を多数備える電動自転車ながら、9万円台の価格が魅力です。
Panasonic「ベロスター・ミニ」
Panasonicの「ベロスター・ミニ」は、10万円前後で購入可能なミニベロタイプのeバイク。
- 小柄な人もまたぎやすく、足つきの良いメインフレーム
- 小径の20インチタイヤながら、タイヤ幅36mmで安全に走行可能
- ロングモードで約60kmのアシスト走行サポート
- サークル錠や前後泥除けフェンダーを標準装備
- ペダルクランクには樹脂カバー付き。裾の巻き込みや泥・油ハネを防止
大手メーカー製の電動自転車の中でも、この価格帯で購入できる希少な商品!
FIAT「E-BIKE FDB200」
FIATの「FIAT E-BIKE FDB200」は街乗りにぴったりのeバイク。
メインフレームは2色展開(ホワイト・レッド)で、ライトブラウンのタイヤカラーもアクセント。
おしゃれで鮮やかな電動自転車で、乗り手を選びません!
20インチタイプで折りたたみも可能なので、自宅内保管や車にのせて旅行先で使うなど、マルチに活躍するeバイクです。
TRANS MOBILLY「AL-FDB163E」
TRANS MOBILLY(トランスモバイリー)の「AL-FDB163E」は折りたたみ可能なミニベロタイプのeバイク。
車体重量は11.9kgで、電動自転車の中でも最軽量水準。
自宅や出先で、場所を選ばずコンパクトに駐輪・保管可能!
前輪駆動モーターで、グイグイと引っ張ってくれるような感覚で走れます。
人気の安いeバイク(電動アシスト自転車)比較一覧表
製品名 | SUISUI THE NEO | TDA-712L | view sportivo ex | N-DROHM26 | ベロスター・ミニ | FIAT E-BIKE FDB200 | AL-FDB163E |
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特徴 | 8万円前後の価格で街乗りから長距離移動までこなせるクロスバイクモデル | 日本の自転車・パーツメーカー製品から構成される安心のeバイク | 老舗自転車メーカーが誇る、各種安全性基準・保障をカバーする安心の1台 | 街乗りにマッチするHUMMERのスタイリッシュなeバイク | 大手パナソニック製のミニベロタイプ。女性や学生でも乗りやすい | FIATのカラーリングがオシャレなミニベロeバイク | eバイクの中でも最軽量水準。折りたたみ可能で室内保管も可能 |
補助走行距離 | 55km(エコモード) | 42km | 40km(エコモード) | 35km(アシストワンモード) | 60km(ロングモード) | 38km | 24km |
変速シフト数 | 7段変速 | 7段変速 | 7段変速 | 6段変速 | 7段変速 | シングルギア | 3段変速 |
適応身長 | 150cm~ | 155cm~ | 160cm~ | 145cm~ | 146~181cm | 145cm~ | ー |
タイヤサイズ | 700×38c | 27.5インチ | 700×32c | 26インチ | 20インチ | 20インチ | 16インチ |
寸法(全長xサドル高x全幅) | 全長:1880mm 全幅 :580mm | 全長:1860mm 全幅: 595mm | 1810x810x570mm | 1835×810~960x580mm | 1570×765~940x590mm | 1580×750~880x530mm | 1290×760~960x580mm |
総重量 | 21.0kg | 25kg | 17.1kg | 20.5Kg | 20.9kg | 20.0kg | 11.9kg |
バッテリー容量 | 5.8Ah | 8.0Ah | 8.5Ah | 5.8Ah | 8Ah | 5.8Ah | 4.0Ah |
充電時間 | 約3.5時間 | 3~4時間 | 約6時間 | 約4時間 | 約4.5時間 | 約4時間 | 約3時間 |
カラー | ・ブラック ・ホワイト | ・カーキ ・イエロー ・ブラック ・ネイビー | ・ブラック ・ブルー ・ブラウン | ・イエロー ・ブラック | ・ホワイト ・オリーブ ・ブルー | ・レッド ・ホワイト | ・シルバー ・ブラック ・ホワイト |
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安いeバイク(電動アシスト自転車)の評判・口コミを徹底調査
安いeバイクに関する口コミをTwitterから調査しました。
良い口コミ
良い口コミとしては以下の意見がありました。
- 移動が快適
- 重い荷物を持っていても、坂道でもラクラク走れる
- サイクリングに出かけたくなる
電動モーターアシスト機能で移動がラクになるのはeバイクの醍醐味です。
eバイクをきっかけに行動範囲が広がったという口コミが多く見られました。
悪い口コミ
悪い口コミとしては以下の意見がありました。
- バッテリー切れが心配
- メーカーサポートを受けづらい
安いeバイクの場合、バッテリー容量が小さいモデルが多く、近距離の移動を想定した使用がメインです。
遠出をするときは予備のバッテリーを持つ、充電スポットを予め確認しましょう。
安いeバイク(電動アシスト自転車)のよくある質問(Q&A)
安いeバイクによくある質問をまとめました。
eバイクは組み立てが必要?
オンライン通販で購入できる一部のeバイクでは、商品受取後にユーザー側で組み立てが必要なものがあります。
自転車の販売価格を抑えるための工夫の一つ!
組み立て内容についての一例は次の通りです。
- 前輪タイヤを本体に取り付ける
- ハンドルやサドル、ペダルを本体フレームに取り付ける
- 電気系統のワイヤーを接続する
取り付けに必要な工具や取扱説明書は本体に付属していることが一般的。
配送受取後にすぐ乗り出せず、組み立てる時間が必要な点に注意しましょう。
走行中のバッテリー切れが心配。長持ちさせる方法はある?
安いeバイクでは、バッテリー容量が小さいモデルが多いです。
走行中にバッテリーが切れないよう、バッテリーを長持ちさせ、寿命を長くする方法をいくつか紹介します。
- アシストモードをこまめに切り替える。強モードは上り坂のみで使用し、平坦路は標準またはエコモードを使う
- 気温が高すぎない、低すぎないところでバッテリーを保管する(10~35℃が適切な温度)
- バッテリーを空の状態(0%)で放置しない
- タイヤの空気圧やペダルチェーンの注油など、自転車本体のメンテナンスも定期的に実施する
バッテリーの寿命は2年から5年ほどと言われており、モデルによっても差があります。
各メーカーで別売のバッテリーを販売しているので、予備として購入・携帯しておくと安心です。
eバイクをさらに安く買える方法はないの?
本記事で紹介したeバイクは、いずれも新品・未使用の商品です。
さらに安く買う場合には、以下の方法があります。
- 自転車販売店の新古車(展示車両や試乗車両)を購入
- 同じタイプの新型バイクが発売されたとき、型落ちのモデルを購入
- オンライン通販を活用する。AmazonのPrime Dayや楽天のポイントキャンペーンデー時に購入
他にも、ネットオークションやメルカリ、ジモティなどで中古品を購入する方法があります。
しかし、個人間での取引のため、電動モーターやバッテリーの状態を直接確認できない、送料が高くなるといったデメリットもあります。
中古車を購入する場合、デメリットを受け入れられる場合のみ活用しよう!
おすすめの安いeバイク(電動アシスト自転車)まとめ
本記事では、安いeバイクのおすすめ商品を紹介しました。
- 10万円を切る価格帯でも、eバイクを多数選択可能
- 価格を抑えるため、初期装備・パーツは最小限
- 街乗りに適したクロスバイクやミニベロタイプが多い
- 自転車の組み立てやメンテナンスなど、自分である程度できる人に向いている
- eバイクに乗るシーンを想定して、目的にあったモデルを選ぼう
低価格帯といえども、8~10万円のeバイク。
大きな買い物になるからこそ後悔のない選択をしたいですよね。
本記事を参考に、安全・快適なeバイクライフを楽しんでください。