ルーミーを購入しよう!と思うと、グレードとともに気になるのが、ターボにしようか、それともノーマルにしようかということではないでしょうか?
さらに実燃費はどのくらいか、価格はどのくらい差があって、どういう走りをするのかですよね。
購入された方の評価や悩みも気になるところです。
そこで今回は、ルーミーのターボとノーマルの違いや実燃費、価格と走りと、どのような評価を得ているのか、ポイントはどんなところかなどについて見ていきたいと思います。
ルーミー!ターボとノーマルとの違いは?
そんなルーミーのターボ車ですが、ノーマル車とどんなところが違うのでしょうか?
ルーミーのターボですが、このターボは高速道路でもストレスを感じないパワーと低燃費(21.8km/L JC08モード)を実現させたトヨタ初の1.0Lターボで、1.5L相当のパワーを発揮させるものになっています。
そのためノーマルエンジンよりも約1.5倍の加速感を生む感じですね。
https://toyota.jp/roomy/performance/engine/?padid=ag341_from_roomy_top_engine#
公式サイトでは、エンジンの評価をこのように記載しています。
【高速道路でもストレスフリー。】
1.5Lクラス相当のトルクを幅広い回転域で発揮する、走りの楽しさと低燃費を両立した1.0L 1KR-VET VVT-iターボエンジンを新開発。卓越したパフォーマンスは、高速道路でもストレスを感じない加速性能を実現しています。
またアクセル操作に対し、優れたレスポンスをもたらす、スポーツモードをステアリングスイッチに設定しています。
引用:トヨタ公式HP
1.0Lなのに、1.5L相当のパワーで走るエンジンはかなり魅力的ですね。
ではそのターボについてもう少し調べてみましょう。
ルーミー!ターボの実燃費はどう?低燃費?
ルーミーのターボの実燃費はどうなっているでしょうか?
まずカタログ上での燃費をまとめてみました。
ルーミー車種 | 駆動系 | 燃費(公称値) |
カスタムG-T | 2WD | 21.8km/L |
G-T | 2WD | 21.8km/L |
この値はあくまでカタログ値ですので、この通りにはなりません。
実燃費を最初から出してくれればいいのにと思うのですが・・・。
カスタムG-TもG-Tも内装の違いがメインなので、両者に差はありません。
そのため実燃費は両者同じとして見てみましょう。
E燃費という口コミサイトで確認したところ、実燃費は13.26km/Lと掲載されていました。
ただ実燃費はどうしてもその人の乗り方や環境・・・山坂が多いのか、街乗りなのか、通勤なのか週末家族4人で使うのかなどでかなり変わってくるものです。
投稿されている口コミ数でみると13km/Lと回答している数が一番多いので13km/L前後が実燃費と考えてよいのではないでしょうか。
ルーミー!ターボの価格(値段)は?
次にルーミーのターボ車の価格(値段)についてみてみましょう。
ルーミー車種 | 駆動系 | 車両価格・値段(税込) |
カスタムG-T | 2WD | 1,965,600円 |
G-T | 2WD | 1,803,600円 |
同じターボ車でもグレードによってかなり差がありますね。
その差は16万2千円です。
そしてカスタムG-Tは、約200万円。
この値段を高いとみるか安いとみるかは意見が分かれるところです。
ルーミー!ターボの走りは快適?加速はどう?
ルーミーのターボの燃費や価格(値段)がわかりました。
しかし実際の走りはどうなんでしょうか?
加速感はどうでしょうか?
調査したところ、エンジン音自体は、ノンターボの車と差はほとんどないようです。
ほとんど同じ音で走っているといってもいいでしょう。
これはこれですごいことですよね。
ただし、ノーマル車はリッター車とは思えないくらいの重々しい加速感で、かえって車重の方が軽い軽自動車の方がもしかしたら加速するのではないかと思えることもありますが、ターボ車はそんなことはありません。
走りは全くの別物です。
さらにターボ車は、コーナーでは安定性を保つために後輪に“スタビライザー”が装着されているために、揺れを感じずに安定した走りをするようです。
スタビライザーとは車体のローリング、ブレを防ぐ為、サスペンションに追加される部品のこと
このスタビライザーがコーナリング性能を上げるので、1000ccとはいえ、山のワインディングロードはもちろんのこと、高速道路でも狭い道でも安定して走行でき、ハンドリング的には悪くありません。
さらに燃費も一定の速度が保てれば、ターボ車でも瞬間燃費は20km/Lを出すことができるようです。
これは結構ありがたいですよね。
ただでさえ、ターボ車は燃費を食いますから。
高速道路の合流では、さすがターボで、下から加速してくれるような印象です。
そのため、ノンターボに比べてやや楽に走行ができています。
特にカスタムは、タイヤのサイズが15インチということもあり、さらに安定した良い走りをしてくれます。
引用:https://toyota.jp/catalog/roomy_main/book/?padid=ag341_tjp_wcata_roomy_main_d#target/page_no=44
もちろん、じゃあルーミーのターボ車は満足いくものかというと、必ずしもそうではないようです。
高速道路で加速したとき、高速道路のつなぎ目などにはちょっと下から突き上げるがあったり、路面の状況が音で伝わってくるなど、静粛性がもう少し欲しいと感じることもあるようです。
ただこれはノンターボ車も一緒で、“ターボだから”というわけではありません。
人数が乗っていたりなど、車の重量が変われば、印象もまた変わってくるかもしれません。
ルーミー自体は街中主体なのかもしれませんか、ターボ車はたまのロングドライブであれば、十分その役目を果たしてくれそうな車です。
さらに早めに目的地についたら、シートを倒してリラックスできる・・そんな車ですね。
引用:https://toyota.jp/roomy/interior/space/?padid=ag341_from_roomy_in_space03#
後部座席はやはり広いので、一段と開放的な印象です。
シートアレンジはちょっと手間はかかりますが、ちょっとリラックスしたいときにも便利ですね。
引用:https://toyota.jp/catalog/roomy_main/book/?padid=ag341_tjp_wcata_roomy_main_d#target/page_no=11
また後部座席に座ると、エンジン音はさほど気にならず、開放感の方が増す感じです。
大型のミニバンよりも開放感があるという人もいるかもしれません。
ルーミーのターボに4WDを設定?
ルーミーのターボが良いものなら4WDについていてもいいのではないか?
4WDのターボ車などの設定は無いのか?
と疑問に思っている方もいるかもしれませんが、残念ながら、ルーミーのターボ車に4WDという設定はありません。
大変残念ですが、ではなぜないのでしょうか?
元々、4WDのメリットで一番大きいのは、加速時にタイヤスピンが起きにくいなど、走行安定性に優れていることがあげられます。
馬力やトルクが大きいと、タイヤにかかる力が増すために、2WDではタイヤが耐えられなくなりスピンしやすいことがあります。
しかし4WDであれば力が4輪に分散するためスピンしにくくなるのです。
しかし元々ルーミーは1000ccクラスのため、馬力はあまりなく、そこまでの走りは求められていません。
また4WDとなると車重も重たくなり、燃費にも影響します。
車両価格も上がってしまいます。
さらにターボ車となるとそれだけでも車重が重たくなり、さらに燃費も上がってしまいます。
そういうこともあり、ルーミーのターボ車には4WDの設定がないものと考えられます。
そのため、ターボ車の走りを選ぶか、それとも4WDの走りを選ぶか、ノーマルな2WDの走りを選ぶかの3択の中から車を選ぶといっても過言ではないです。
ルーミー!ターボをリアル評価!口コミはどう?
では実際に、ターボ車のリアル口コミにはどんなものがあるでしょうか?
こちらもあちこち調べてみました。
引用:https://toyota.jp/catalog/roomy_main/book/?padid=ag341_tjp_wcata_roomy_main_d#target/page_no=21
エンジンについて
- ノーマルエンジンとは比べ物にならない加速感がある。
- ターボエンジンが滑らかでスムーズ。
- エンジン音は若干高め。
運転の特徴
- アクセルの初期応答が自然で扱いやすい。
- 加速が力づよく、高速道路でも安心して乗れる。
- スポーツモードは少し(体感程度)だが気持ちよく加速してくれる。
- エンジンのアクセルを踏んでもストレスなく加速減速してくれる。
- ロングドライブであまり疲れない。
- 運転しやすく楽しく、さほどストレスは感じない車。
- サスペンションがしっかりしているので車の動きを感じながら運転できるので運転がとてもしやすい。
- アクセルを踏んだ時にきちんと加速し、しっかりと減速してくれるので、峠のドライブを楽しみながら飛ばすことなく運転できる。
燃費について
- 夏場や冬場などで短い距離を走る場合、燃費が悪い時は8km/Lになることがあるが、遠距離ドライブなど、いい時で21~23km/Lと燃費の差が激しい。
気を付けていること
- 普通車に比べてエンジンブレーキが利きがちで、車を減速させているときにアイドリングストップが効き、思ったところで止まらないことがある。しかし、かえってその方が安全だということがわかってきたので、徐々にアクセルを緩めていくなど、安全運転をするようになってきた。
- ・減速する時にエンジンブレーキをかけながら減速するけれど、まずステアリングスイッチのスポーツモードでいったん減速し、さらにシフトレバーで減速するなど2段階で減速する運転の仕方がよい。
その他にルーミーの良いところ
- 近所のスーパーやコンビニでの駐車がバックモニターをつけてなくてもストレスを感じない。
- 細い道に入ってもスムーズに走れる。
- セダンの場合社交が低いと重心がお尻や腰に集中していくが、一か所に集中していくことがなく、疲れにくいように思う。
- 後部座席を含めて一人当たりの空間が非常に広い。
など、このように様々な口コミがありました。
ぜひ参考にしてみてください!
ルーミーターボとノーマルの違い!ターボの実燃費・価格・走り・評価まとめ
ルーミーのターボとノーマルの違いについて実燃費や価格、走りについて他人評価も踏まえてご紹介させていただきました。
軽自動車では物足りない、だけどハイトワゴンが欲しい、パワーも欲しいという方にはピッタリな車です。
買い物やたまの遠出などにも大活躍してくれそうな、そんな車のルーミのターボ車が気になったら、ぜひ一度ディーラーに足を運んでみて下さいね!
アイキャッチ画像 引用元:公式カタログhttps://toyota.jp/catalog/roomy_main/book/?padid=ag341_tjp_wcata_roomy_main_d#target/page_no=6