人気のシエンタですがたくさんの種類がありますね。
そのため何を選んだらいいのか、そもそも何人乗りなのか、5人乗りなのか、6人乗りなのか7人乗りなのか、そしてそれぞれの価格や違いも気になるところです。
また車中泊しようとしたら一体何人乗りを選べばいいでしょうか。
そこで、シエンタの種類と何人乗りかと価格、シートアレンジなどについて5人乗り、6人乗り、7人乗りのそれぞれの違いについてまとめてみました。
シエンタは何人乗り?
引用:トヨタ公式HP
そもそもシエンタは何人乗りなのでしょうか?
新形シエンタは今まで3列シートの6人乗りと7人乗りがありましたが、2018年9月11日にマイナーチェンジが発表され、新しく2列シートで5人乗りグレードのファンベースGとファンベースXの各グレードが追加されました。
ただ外見だけでは全く見分けがつかないので、何がそうなのかは分かりにくくもなっています。
シエンタの選択肢が増えることはいいことですが、迷ってしまいますね。
そこでシエンタの5人乗りと6人乗りと7人乗り、それぞれの2019年6月時点での価格やシートアレンジなどについてまとめていきます。
シエンタ5人乗りの価格やシートアレンジは?
引用:トヨタ公式HP
シエンタの5人乗りの価格とシートアレンジについてみていきましょう。
シエンタの5人乗りのグレードはファンベースGとファンベースXとなっていて、ともにハイブリッド車とガソリン車仕様にわかれています。
(またファンベースではありませんが、車いす仕様車も5人乗りになっています。)
それぞれのグレードごとの販売価格は2019年6月の時点で以下のようになっています。
グレード | メーカー希望小売価格(税込) |
FUNBASE G(ハイブリッド車) | 2,340,360円 |
北海道地区:2,363,040円 | |
FUNBASE G(ガソリン車) | 1,980,720円 |
北海道地区:2,003,400円 | |
FUNBASE X(ハイブリッド車) | 2,187,000円 |
北海道地区:2,209,680円 | |
FUNBASE X(ガソリン車) | 1,776,600円 |
北海道地区:1,799,280円 |
ここでは車いす仕様車の価格は割愛しています。
Gグレードはハイブリッド車の方がガソリン車に比べて約36万円、Xグレードは約41万円ほど高くなっています。
またハイブリッド車同士で比べると、GグレードとXグレードでは約15万ほど、ガソリン車同士で比べると約20万円ほど価格差があります。
5人乗りのシートアレンジについて
まずはノーマルモードです。
引用:トヨタ公式HP
通常はこちらのモードです。
後部の床面が高くなっている、ハイデッキという状態です。
後部の床面をひっくり返すとローデッキ状態になり、高さのあるものを積むことが出来るようになります。
ベビーカーなどを積むときは、ローデッキにすると積みやすいですね。
次にハーフラゲージモードです。
引用:トヨタ公式HP
こちらは最大3人まで乗車することが出来ます。
後部座席の半分を前に倒したモードのため、サーフボードやカーペットなど長めのものを積むことが出来るようになります。
ただこれも後部の床面をひっくり返すことで、高さのあるものを積むことが出来るようになるため、(若干狭いですが)自転車を一台だけ積むことも可能です。
続いてフラットラゲージモードです。
引用:トヨタ公式HP
こちらのフラットラゲージモードでは二人までしか乗車は出来ませんが、後部のデッキ部分をひっくり返しローデッキ状態にすることで、自転車など高さのあるものを積むことが出来ます。
引用:トヨタ公式HP
そして後ろ部分をひっくり返すと、ハイデッキの状態になり、後部がすべてフラットの状態になり、箱めいたものや大きな荷物などが積みやすい状態になります。
さらにこの状態だと荷室も2065mm確保でき、大人がゆうに寝ることができるだけのスペースが生まれます。
車中泊にかなりお薦めのモードです。
引用:トヨタ公式HP
シエンタ6人乗りの価格やシートアレンジは?
引用:トヨタ公式HP
シエンタの6人乗りの価格とシートアレンジについてみていきましょう。
シエンタの6人乗りはG CueroとG、Xのグレードのガソリン車のみになります。
ハイブリッド車には6人乗り仕様はありません。
また6人乗り仕様はすべて4WD車で、2WD車はありません。
ここは注意が必要です。
また6人乗りのシエンタの価格は2019年6月の時点では以下のようになります。
グレード | メーカー希望小売価格(税込) |
G Cuero(ガソリン車) | 2,314,440円 |
北海道地区:2,343,600円 | |
G(ガソリン車) | 2,162,160円 |
北海道地区:2,191,320円 | |
X(ガソリン車) | 1,958,040円 |
北海道地区:1,987,200円 |
G CueroはGグレードに比べて約15万円ほど、GグレードはXグレードに比べて約20万円ほど高くなっています。
6人乗りはこの後で紹介する7人乗りと比べて、2列目シートが二人掛けになっています。
そのため真ん中のヘッドレストがなく、後方の確認がとてもしやすいです。
また2列目シートの中央にはアームレストとマルチユーストレイという小物入れがあり、ペットボトルなどをここに置くことができ、収納に大変便利です。
ただその分フラットではないので、荷物を置くときやおむつを替えるといったときに注意が必要そうです。
またウォークスルーではないため、3列目シートに子供が乗っているときなどで、そちらに行きたいときは一旦車外に出る必要があります。
この欠点は7人乗りの場合も同じです。
シエンタ6人乗りのシートアレンジですが、7人乗りのシートアレンジと全く同じです。
2列目のシートの動きも全く同じです。
シートアレンジについては以下の7人乗りのシートアレンジを参考にしてください。
シエンタ7人乗りの価格やシートアレンジは?
引用:トヨタ公式HP
シエンタの7人乗りの価格とシートアレンジについてみていきましょう。
シエンタの7人乗りはG CueroとG、Xの各グレードにあります。
またどれも2WD仕様車になっています。
こちらも2019年6月時点での価格になります。
グレード |
メーカー希望小売価格(税込) |
G Cuero(ハイブリッド車) | 2,532,600円 |
北海道地区:2,555,280円 | |
G Cuero(ガソリン車) | 2,172,960円 |
北海道地区:2,195,640円 | |
G(ハイブリッド車) | 2,380,320円 |
北海道地区:2,403,000円 | |
G(ガソリン車) | 2,020,680円 |
北海道地区:2,043,360円 | |
X(ハイブリッド車) | 2,226,960円 |
北海道地区:2,249,640円 | |
X(ガソリン車) | 1,816,560円 |
北海道地区:1,839,240円 |
7人乗りはグレードごとの価格差がかなりあり、一番高いグレードのG CueroとXではその差は約72万円とかなり高額です。
7人乗りのシートの2列目シートは、6人乗りの2列目シートと違って中央部分に収納スペースがなく、わかれていないため、フラットな座面になっています。
このため、荷物を置いても安定しておくことが出来ます。
子供の世話をするなどの使い方もしやすいですね。
赤ちゃんのオムツ替えなどもしやすそうです。
そのためお子さんや祖父母の方がいるなど5~6人家族の場合は、7人乗りが大変オススメです。
ただ6人乗りと比べた際に、収納が若干少なくなるのと、ヘッドレストが真ん中にあるため、後方確認にストレスを感じる方もいます。
そのため、実際にディーラーに出向いて試乗してみて、大丈夫かどうか確かめてみる事をお勧めします。
7人乗り(6人乗り)のシートアレンジについて
それでは7人乗りの3列シートのアレンジを見ていきましょう。
6人乗りのシートアレンジも7人乗りのアレンジと全く同じです。
通常はこちらのノーマルモードのシート配列になっています。
引用:トヨタ公式HP
そして3列目のシートをダイブインさせて収納したアレンジです。
サードシートアレンジモードといいます。
引用:トヨタ公式HP
こうすることで後方にゆとりが生まれ、ベビーカーなど、大きな荷物を積むことが出来るようになります。
こちらで最大5人掛けとなります。
次にハーフラゲージモードです。
引用:トヨタ公式HP
2列目は独立でそれぞれを倒すことが出来ます。
そのうちの一つを前に倒すことで、カーペットなど長めのものを積むことが出来るようになります。
更にもう一つのシートをたたむと、フラットラゲージモードとなります。
引用:トヨタ公式HP
こうすることで自転車を積むこともできます。
自転車を乗せて遠出をした先でサイクリングを楽しんだり、子供が塾に自転車で行ったけれど雨が降ったので送り迎え・・などといったときに重宝しそうです。
シエンタの5人乗り・6人乗り・7人乗り!車中泊のおすすめは何人乗り?
引用:トヨタ公式HP
シエンタは5人乗り・6人乗り・7人乗りとありますが、車中泊にお薦めなのは5人乗りです。
車に泊まるときは、一人で簡易的な仮眠程度であればハーフラゲージモードでいいですし、しっかり寝たい時などはフラットラゲージモードにすれば広々と寝ることが出来ます。
6人乗りや7人乗りだと5人乗りのような広いスペースを確保することはできません。
そのため車中泊をするなら5人乗りのファンベースGまたはXのグレードをお勧めします。
シエンタの5人乗り・6人乗り・7人乗りの価格やシートアレンジまとめ!
今回はシエンタは何人乗りなのか?5人乗りと6人乗り、7人乗りの価格とシートについての価格や違いを取り上げました。
シエンタに乗る場合は、どんな使い方をしたいのか?誰を普段載せたいのか?などライフスタイルによって使い勝手もかなり変わってきます。
そのため、まずは普段どのようにシエンタを使いたいのかをしっかり考えた上で、どれが良いか?を選ばれることをお勧めします。
そして、ディーラーに足を運んで、実際の視界の確保や使い勝手などを確認し、納得した上で購入してくださいね。