新型セレナe-powerには、標準モデルとハイウェイスターというグレードが存在します。
グレードの名前が違えば装備や価格等、様々な点で違いがあるのは当然ですが、その違いは何でしょうか。
徹底比較することで、その違いが明確にわかり、選ぶ際にもすごく分かりやすいですよね。
今回は、新型セレナe-powerのハイウェイスターと標準モデルの違いを徹底比較していきます!
新型セレナe-powerハイウェイスターと標準モデルとの違いは?
新型セレナe-powerには、4つのグレードが用意されています。
- セレナe-power X
- セレナe-power XV
- セレナe-power ハイウェイスター
- セレナe-power ハイウェイスター V
大きく分けると、XとXVを「標準モデル」、それ以外をハイウェイスターとなります。
その違いを見ていきましょう。
新型セレナe-powerハイウェイスターと標準モデルの違い① 価格
グレード | 新車価格(税込) |
e-power X | 2,968,920円 |
e-power XV | 3,128,760円 |
e-power ハイウェイスター | 3,178,440円 |
e-power ハイウェイスター V | 3,404,160円 |
ハイウェイスターは、標準モデルの上位グレードとして位置しています。
そのため、価格としては約30万円程度、ハイウェイスターの方が高くなっています。
その分だけ、ハイウェイスターの方が様々な面でより充実しているといえます。
なお、価格は2019年6月時点での税込価格です。
新型セレナe-powerハイウェイスターと標準モデルの違い② エクステリア
新型セレナe-powerのハイウェイスターと標準モデルの一番わかりやすい違いは、エクステリアの違いです。
セレナe-power ハイウェイスター
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/specifications.html
ハイウェイスターには、専用のエアロパーツが装備されます。
キャラクターラインがはっきりしていることで、よりスポーティーで、かつ引き締まった印象を与えてくれます。
また、最近の日産のデザインである「Vモーショングリル」も、ハイウェイスターには採用されています。
e-powerを表すフロントグリルのブルーラインも、2本入っていて格好良いですよね。
セレナe-power 標準モデル
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/specifications.html
一方の標準モデルは、シンプルで落ち着いたエクステリアデザインとなっています。
ブルーのラインもこちらは1本です。
エクステリアに関しては好みによって分かれるといえますね。
新型セレナe-powerハイウェイスターと標準モデルの違い③ インテリア
ハイウェイスターと標準モデルでは、インテリア、とりわけ選べるカラーに差があります。
ハイウェイスター
- グレージュ
- ブラック
- プレミアムインテリア
標準モデル
- ブラック
- フェザーグレー
ハイウェイスターと標準モデルにはどちらもブラックの内装がありますが、全く同じというわけっでなく、ハイウェイスターはシートにブラウンも使われていたりと、より上質な雰囲気になっています。
また、シート素材にも違いがあり、ハイウェイスターでは光沢感や質感がより高まっています。
機能面では特に違いはありません。
新型セレナe-powerハイウェイスターと標準モデルの違い④ ハンズフリーオートスライドドア
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/function.html
ハイウェイスターと標準モデルの装備の違いの一つは、ハンズフリーオートスライドドアが装備可能かどうかです。
ハンズフリーオートスライドドアとは、スライドドアの下に足を翳すことで、スライドドアがオープン、クローズするという機能です。
両手に荷物を持っていたり、子供を抱えていても簡単にスライドドアを開けられるので、非常に重宝します。
ハイウェイスターVでは両側に標準装備、ハイウェイスターでは助手席側のみでオプション設定なのに対し、X、XVではオプション設定もありません。
新型セレナe-powerハイウェイスターと標準モデルの違い⑤ サスペンション
ハイウェイスターは、サスペンションも専用のパーツを使っています。
それによって、静粛性、乗り心地が標準モデルに比べて向上しています。
新型セレナe-powerハイウェイスターと標準モデルの違い⑥ 安全装備
これはハイウェイスターと標準モデルの違いというより、X・ハイウェイスターとXV・ハイウェイスターVの違いと言ったほうが正確です。
簡単に言うと、Xないしはハイウェイスターにはセレナの売りの一つである先進安全装備がオプションでも装備できず、上級グレードであるXVとハイウェイスターVのみオプションで装備可能ということです。
そのため、X・ハイウェイスターは「セーフティ・サポートカー」、XV・ハイウェイスターVは「セーフティ・サポートカー S ワイド」に区分されているという違いがあります。
具体的に見ると、「セーフティパックB」が付けられるかどうかという差があります。
- プロパイロット
- インテリジェントエマージェンシーブレーキ
- インテリジェントアラウンドモニター
- インテリジェントパーキングアシスト(駐車支援システム)
- インテリジェントLI(車線逸脱防止システム)
- インテリジェントDA(ふらつき警告)
- インテリジェントルームミラー
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- 標識認識機能
- 車両接近通報装置
- ハイビームアシスト
等と言った装備が付きます。
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/safe.html
その中でも、セーフティパックBならではの安全装備として、プロパイロットが挙げられます。
これは、高速道路上での半自動運転を可能にした日産が誇る技術で、長距離運転の負担軽減等に繋がります。
この装備が付けられるのは、ハイウェイスターと標準グレードの上位モデルに当たるハイウェイスターV、XVのみです。
新型セレナe-powerハイウェイスターと標準モデル買うならどっち?
ここまで、新型セレナe-powerハイウェイスターと標準モデルを、様々なポイントから違いの比較をしてきました。
それでは、買うべきグレードはどれでしょうか。
結論から言うと、セレナe-powerハイウェイスター Vです。
まず、基本的な考え方として、装備面ではXとハイウェイスター、XVとハイウェイスター Vが対応しています。
エントリーグレードであるXやハイウェイスターでは、安全装備等が最小限で、最新の車としては少し不満です。
そうなると、上位グレードに当たるXVやハイウェイスター Vの中から選ぶことになります。
次に考えたいのが、エクステリアデザインです。
これは好みの問題でもありますが、個人的には、ハイウェイスターの専用エクステリアの方が、格好良いと感じますし、内装の質感も高いです。
実際の販売でも、ハイウェイスターの比率の方がかなり多くなっています。
つまり、人気があるのはハイウェイスターということですよね。
そうなると、リセールバリューでも差が出ます。
乗っているときにも、将来的に売却するときにも、ハイウェイスターの方がメリットがあります。
そして、より装備が充実しているハイウェイスター Vを、今回買うべきグレードとしておすすめします。
新型セレナe-powerハイウェイスターと標準モデルとの違い・比較まとめ
今回は、新型セレナe-powerハイウェイスターと標準モデルの違い・比較をお届けしました。
比較するとエクステリアは全く印象が違いますし、他にも結構細かい部分まで違いがありましたね。
セレナe-powerは同クラスのミニバンでは大人気ですし、注目している方も多いですよね。
今回の記事を参考に、自分に合ったグレードを選んでいただけたら嬉しいです!