新型セレナe-powerの燃費は?実燃費はかなり悪い?実際の口コミは?

新型セレナのe-powerは燃費が大変優れているように思えますが、実燃費は一体どうでしょうか?

燃費は実は悪いという口コミもあります。

ただ状況を比較すると意外な結果が見えてきそうです。

そこで、新型セレナのe-powerの燃費は優れているのか、実燃費は一体どうなっているのか、燃費の口コミなど、状況比較なども交えながらご紹介していきます。

目次

新型セレナe-powerのカタログ燃費は?

引用:日産セレナ公式ページ

新型セレナe-powerの燃費は公式にはどのくらいになっているでしょうか。

JC08モード燃料消費率

引用:日産セレナ公式ページ

燃費は公式サイトにはS-HYBRIDが17.2km/Lに対して、e-POWERは26.2km/Lと掲載されています。

e-POWERの26.2km/Lはカタログ数値とはいえ、これはなかなかの数字です。

もちろん注釈もあります。

オプション装着により車両重量が1770kg以上となった場合、燃料消費率は24.8km/Lとなります。

引用:日産セレナ公式ページ より

なるほど、確かに色々なオプションをつけて車重が増えると燃費にも影響しますね。

 

しかし、実際の車両の重さはどのくらいなのかと確認すると、一番オプションの数が少ないe-POWER Xでは1730kg、いちばん装備があるe-POWERハイウェイスター Vでは1760kgあります。

ということは、大人60~70kgの人間が一人乗ったら、それだけで総重量1770kgを超えてしまいます!

 

無線操縦しているわけではないのですから、せめて人が一人乗っている(標準体重の人が運転しているという設定)で燃費を出してほしいですね。

でも、それでも燃費の良いことには変わりがありません。

 

新型セレナe-powerの燃費が良い理由

ではなぜこれほどまで燃費に優れているのでしょうか?

それは従来と駆動方式が全く異なるためです。

 

ご存知のようにe-POWERの主な動力はモーターなので、電気自動車のように走り心地が滑らかです。

さらに速度に応じてエンジンの回転数を制御するので、車の速度に応じて、エンジンの回転数を調整してくれることになり、無駄が少なくなるので、燃費が良くなります。

 

また意外と街乗りで多いのが、渋滞などで発信・停止を繰り返してしまう事です。

その都度勢いを止めてしまう事や走りだしの時に加速しなければならず、その際に多くの燃料を使ってしまうため、当然燃費は悪くなります。

 

しかしe-POWERの車は、発進と減速をアクセルペダルのみで行う「ワンペダルドライブ」を行うことが出来るため、わざわざ減速するためにペダルを踏みかえる必要がありません。

その結果、無駄な操作をしなくて済むことや、ドライブモードをエコモードに設定すると、必要以上に加速することの無いように、加速力を抑えた走りになります。

 

また減速時に回生ブレーキを使うとバッテリーに充電されるため、効率よく無駄が少ない充電を行うことができ、発電用にエンジンを動かす割合が少なくなります。

こうした走りの仕組みが燃費に大きく貢献しているのです。

 

新型セレナe-powerの実燃費は悪いって本当?状況別比較!

引用:日産セレナ公式ページ

燃費の良さの仕組みはわかったとしても、新型セレナe-powerの実燃費は本当のところはどうなのでしょうか?

実は悪いのでしょうか?

 

口コミ評価を見るとそこまで高い燃費ではないものもあります。

状況を比較、整理しながらその理由なども検証していきます。

 

新型セレナe-power: 市街地・街中での燃費の向上

引用:日産セレナ公式ページ

市街地での運転はエンジン音が比較的静かな新型セレナe-POWERは得意な分野ですね。

そんな新型セレナe-POWER街乗りの実燃費の口コミの平均は、15.6km/L、エコモード使用であれば17.5km/Lというところです。

 

しかしこうした新形セレナe-POWERの実燃費データですが、計測した時期や条件によってかなりばらつきがみられます。

中には一般道・街乗りで18.8km/Lを出した道でも、気温が高い時には13.3km/Lと、同じような道を似たような感じで走っても結構差が出ているものがありました。

 

口コミの実燃費も、こうしたことを考慮してみていく必要がありそうです。

では何故このようなばらつきが生じてしまうのでしょう?

 

燃費の差:計測の時期の気温

燃費の差が生じてしまう理由の一つに計測の時期の気温があります。

冬の場合はエンジンの暖気に時間が掛かり、走行中は冷却水が冷えてしまうため、ヒーターのためにエンジンが余計にかかります。

そのため春秋の季節の燃費はあまり低くなることはありません。

 

また夏は広いキャビンを冷やすためのエアコンにパワーを使うことになります。

そのため夏はエアコンに必要な電気を確保するためにエンジンが稼働し、燃費が低下してしまいます。

 

燃費の差:運転環境と技術の差

新形セレナe-POWERは時期だけでなく通常のハイブリッドよりも、運転の仕方や乗車人数(車重)によって実燃費にかなり差が出ます

その理由として押さえなければいけないのが、バッテリーによる電力が燃費に大きく影響する点です。

新形セレナe-POWERはモーターで発進し、エンジンはバッテリー残量によって発電のためだけに稼働し、バッテリー残量が多ければエンジンを停止しEV走行をします。

 

そして減速時は回生制動でバッテリーに電力を戻すため、運転している感覚はスムースな電気自動車に非常に近く、普通に乗っていると発電のためにエンジンが掛かることがあります。

こうした特徴があるため、どういう道を走ったか、どれだけ交通量があり、その道でどれだけ減速操作をするかなどの細かい運転操作や技術の差が充電量の差になります。

この細かい充電量の差が燃費に影響する理由になるのです。

 

お薦めの走行モード:エコモード

こうした特徴のある新形セレナe-POWERで、燃費の良い走りを実現する方法のうちの一つがエコモードで走るというものがあります。

ブレーキペダルをほとんど使わずにアクセル操作だけで停止までスピードの調整ができるのですが、アクセル操作に対して車の動きが若干重たくなったよう感じます。

 

そのため多少慣れが必要ですが、その分充電をすることが出来るため、燃費を抑えることが出来ます。

街乗りで燃費を良くしたいと考えている方はエコモードでの走行をお勧めします。

 

新型セレナe-power: 高速道路での燃費の向上

新型セレナでは他の日産の車種同様にプロパイロットという機能があります。

プロパイロットには次の機能があります。

 

(詳しくはリンク先を参照してください)

インテリジェントクルーズコントロールの作動ハンドル支援の作動

e-powerの場合、高速走行は 特にプロパイロットで一定速度に走らせると燃費が良いようです。

それは高速走行向けのモーター制御になるので、楽に低燃費で走行ができるようになるためです。

 

そして肝心の実燃費ですが、高速道路をプロパイロットで走行して、おおよそ次のような値になります。

速度設定(km/h) 実燃費
80-85km設定 26km/L以上
90-105km設 20km/L以上
105km-115km設定 15km/L以上

もちろんこれはあくまで一人での運転の参考値で、向かい風なのかアップダウンがあるのかなどの諸条件、人数などの車重でかなり変わってきます。

ただ、設定速度が上がると加減速が頻発してしまうため、その分、この表でまとめた数字よりも燃費が極端に悪くなります。

通常高速道路の場合は80km/hの速度ですから燃費もかなり良いようですね。

 

実際、モーター駆動の高速燃費悪化する原因の大半は 速度変化による出力変化そのものです。

モーター駆動車は いかに出力変化最小限に抑えるかで、燃費への影響が変わります。

 

高速道路を走行する場合は、クルーズコントロールで走行されることをお勧めします

そうすることで自動的に高効率の制御に切り替わり、燃費が良くなります。

 

新型セレナe-power実燃費!実際の口コミはどう?

新型セレナe-powerの実燃費が悪いという話も聞きますが、実際のところはどうなのでしょうか?

どのくらいの重量・人数で走るのか、またどういうところを走るのかによっても数字はかなり変わることが予想されるため、それぞれのシチュエーション別での口コミから実燃費をまとめてみました。

 

口コミによる実燃費: 3人で街乗りの場合

  • エアコン前後フル稼働時の街乗り  11km/L~15km/L
  • エアコン無しの街乗り  18km/L~20km/L

 

口コミによる実燃費: 7人での高速道路乗りの場合

  • 時速100キロ巡行走行だと燃費は  12km/L~13km/L
  • 時速80~90キロ巡行  15km/L~17km/L (エアコン常時使用)

 

やはりエアコンなどの電気を使う走りになると、それだけ電気を作り出すためのエネルギーが必要となり、走る以上に燃料を使って発電してしまい、その分燃費にも影響が出ていますね。

そして人数がどのくらい乗るかや高速道路で速度80キロの維持など、道路条件や走り方でかなり差が出ていますね。

 

高速道路を走ることが多いと当然モーターをたくさん回す必要があり、そのため電気を作らないといけないため、頻繁に発電のためのエンジンがかかり、燃費が悪くなるようです。

とはいえ、ある程度勢いがついてしまえば、街乗りよりも減速する必要がない分、若干でも燃費が良くなります。

 

またどのくらいの人数を乗せるかは車重に影響するため、多くの人数を乗せればそれだけ燃費がかかることになります。

もっとも、プロパイロットを使っているか、どのくらいの距離を走るのか、回生ブレーキをどこまで使えるか、どれだけ普通のブレーキを多用してしまうか等でも変わってきます。

つまり、この車をどれだけ乗りこなせるかでかなり燃費は変わってくるようです。

[aside type=”normal”]そのため、燃費を稼ぎたい、エコな走りをしたいという人は、初めは燃費を気にせずに、どれだけ安全運転や回生ブレーキを使うかなど、この車の運転技術を身に着けることを優先しましょう。[/aside]

それがこの車の燃費を向上させる一番の近道のようです。

 

新型セレナe-powerの燃費・実燃費!実際の口コミまとめ

新型セレナのe-powerの燃費について、実燃費と口コミから検証してきました。

やはり新型セレナのe-powerは車の大きさの割にかなり燃費の良い車のようですね。

街乗りがメインなのか高速道路を使うのか、また回生ブレーキを使うか使わないかでかなり燃費に影響するようです。

車を選ぶ際には、まずは試乗・運転を実際にしてみて、どういう車なのかをまずつかむことが一番良いので、ぜひディーラーに行って、試乗・試運転してみましょう。

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