ミニバンは、ファミリーカーの定番の車種です。
たくさんの荷物や人を乗せられるのが最大の魅力ですが、それだけに乗り心地はかなり重要ですよね。
どの車の乗り心地の評価が一番高いのか、2019年最新版の人気ランキングになっていたらわかりやすいですし、ミニバン選びの際の参考になります。
はたして、どのミニバンが一番高い評価を得るのか楽しみです。
今回は、「ミニバンの乗り心地人気ランキング2019」ということで、どのミニバンが一番高い評価なのかを解説します。
ミニバンの乗り心地人気ランキング2019!一番評価が高いのはこの車!
各メーカー主力車種を投じているミニバンは、非常に多くの選択肢があります。
その中で、どのミニバンの乗り心地が一番高い評価なのでしょうか。
ランキング形式で見ていきましょう!
ミニバンの乗り心地人気ランキング2019! 第10位 トヨタ ノア/ヴォクシー/エスクァイア
引用:https://toyota.jp/noah/exterior/?padid=ag341_from_noah_navi_exterior
第10位は、トヨタのMサイズミニバンであるノア/ヴォクシー/エスクァイアです。
扱いやすいサイズ感と室内の広さが特徴です。
乗り心地に関しては、以下のような評価になっています。
- 街乗りでの乗り心地はしっとりしていて、すごく快適
- 街乗りでは静粛性も高い
- 高速走行では少し突き上げ感がある
低重心設計によって生まれる安定感を、特に街乗りでは感じることができます。
ミニバンの乗り心地人気ランキング2019! 第9位 日産 セレナ
引用:https://sp-suzukicar.jp/wp-admin/post.php?post=4393&action=edit
第9位にランクインしたのは、日産 セレナです。
Mサイズミニバンではトップの室内空間の広さを持ち、大変人気のある車です。
その乗り心地の評価は、このようになっています。
- ロードノイズが小さく、静粛性が高い
- コーナーでのロールが小さくて、快適
- 街乗りではフワフワ感はない
腰高のため安定感を出すのが難しいのがミニバンですが、セレナはその点もしっかり抑えてあります。
ミニバンの乗り心地人気ランキング2019! 第8位 ホンダ フリード
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/styling/design/
ホンダのコンパクトミニバンであるフリードが、第8位にランクインしました。
コンパクトでありながら3列目まで備え、走りはホンダらしい洗練されたチューニングで非常に完成度の高い一台です。
乗り心地の評価は、以下のような声が多くありました。
- エンジンパワーがあるので、余裕を持った走りができ、それが乗り心地の向上にもつながっている
- 路面のつなぎ目を超える時にもカクカクせず、硬すぎず柔らかすぎずの乗り心地で良い
- 静粛性もこのサイズの車としては非常に高い
フリードの場合は、やはりホンダの手掛けたセッティングがしっかりマッチしていて、コンパクトカーのレベルを超える乗り心地を実現しているといえます。
ミニバンの乗り心地人気ランキング2019! 第7位 トヨタ シエンタ
引用:https://toyota.jp/sienta/?padid=ag341_from_sienta_navi_top
トヨタのコンパクトミニバンであるシエンタが、第7位となりました。
コンパクトでありながら、パッケージングの良さが魅力の車です。
乗り心地の評価は、以下のようになりました。
- 突き上げ感が少なく、ゆったりとした乗り心地
- 3列目の快適性がコンパクトクラスでは非常に高い
3列目の快適性は、フル乗車の機会が多い方には特に重要ですよね。
コンパクトでありながらそれを確保しているのはすごいですね。
ミニバンの乗り心地人気ランキング2019! 第6位 ホンダ オデッセイ
引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/styling/design/
第6位にランクインしたのは、ホンダ オデッセイです。
通常のミニバンのようなボックス型のボディではなく、スタイリッシュで流れるようなボディが特徴です。
オデッセイの乗り心地が人気の理由としては、以下の評価が多くあります。
- 低重心ボディのおかげで、高速走行でも安定感が抜群
- 本革シートのしっとり感と走行安定性によって、非常に質の高い乗り心地
- 路面からの突き上げ感が少なく、ドライバー、同乗者ともに快適
やはり、オデッセイならではの全高が低いボディが安定感のある乗り心地を生んでいます。
ミニバンの乗り心地人気ランキング2019! 第5位 三菱 デリカD5
第5位にランクインしたのは、三菱デリカD5です。
その最大の特徴は本格SUVにも負けない悪路走破性です。
ミニバンのパッケージングとSUVの走りを両立させた唯一無二の存在です。
その乗り心地の評価は、以下のようなものが多いです。
- シートがとにかく厚い。それによってしっかり身体をホールドしてくれる
- 走行性能に優れているだけあって、左右のロールがしっかり抑えられている
オフロード走行にも耐えられるだけのシートやサスペンションを持っているということが、この結果に繋がっていますね。
ミニバンの乗り心地人気ランキング2019! 第4位 フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン
引用:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golftouran.html
第4位は、フォルクスワーゲンのMサイズミニバンであるゴルフ トゥーランです。
その名の通り、ゴルフをべースに作られたミニバンで、その特徴はセダンやハッチバックと同等の乗り心地を実現しているという点です。
その評価は、以下の通りになっています。
- タイヤから発するロードノイズが上手く消されていて、静粛性が高い
- 荒れた路面であってもしっかりといなし、シートの振動もない
- 重心の高さを感じさせないしっかりさ
ドイツ車、とりわけフォルクスワーゲンは、安定感ある車を作るのが得意ですから、トゥーランもその流れと言えます。
ミニバンの乗り心地人気ランキング2019! 第3位 日産 エルグランド
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/elgrand.html
ミニバン乗り心地ランキング第3位は日産 エルグランドがランクインしました。
日産の大型ラグジュアリーミニバンは、非常に贅沢な造りが特徴です。
その乗り心地の評価はどうでしょうか。
- シート素材の質、厚みともに高級感があり、座り心地がとても良くて長距離も安心
- 安定感は抜群で、路面からの突き上げもなく、まさに高級サルーン
- 遮音性が高く、同乗者は熟睡できる
さすが高級ミニバンということもあって、その質感の高さは目を見張るものがあります。
総合的に快適性と乗り心地に優れているといえます。
ミニバンの乗り心地人気ランキング2019! 第2位 トヨタ アルファード/ヴェルファイア
引用:https://toyota.jp/alphard/exterior/?padid=ag341_from_alphard_navi_exterior
第2位にランクインしたのは、トヨタの最上級ミニバンであるアルファード/ヴェルファイアです。
高級ミニバン=アルファード/ヴェルファイアというぐらいの地位を確立している車ですよね。
では、その乗り心地はどうでしょうか。
- 特にゆったりと走らせた時の乗り心地の良さがかなり良い
- 静粛性が高く、エンジン音は気にならない
- フワフワ感は皆無で、どっしりしている
- 荷物が多い方が乗り心地が良くなる
静粛性の高さやどっしり感というのは当然あり、ビュンビュン飛ばして走るよりもエレガントに流していく方がその良さが出る車です。
ミニバンの乗り心地人気ランキング2019! 第1位 ホンダ ステップワゴン
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/
第1位は、ホンダ ステップワゴンです。
ボックス型のミニバンを、ホンダがどのように味付けしているのかが注目の車です。
その乗り心地の評価は、以下の通りです。
- 適度にシャープで、ミニバンのもっさり感がなく、非常にしなやか
- 路面の凸凹の処理がうまく、コーナーもロールが少ない
- 静粛性はばっちりで、3列目まで会話できる
他のミニバンに比べて、スッキリとした走りができるセッティングとなっています。
それによって、自然なフィーリングで乗り心地も良くなっています。
ミニバンの乗り心地を改善する方法は?サスペンションがポイント?
ミニバンは、その重心の高さからセダンなどの車と比べると乗り心地があまりよくないとされています。
その改善方法はあるのでしょうか。
そのポイントは、サスペンションです。
サスペンションの硬さによって、車の乗り心地は変わります。
例えば、サスペンションを固めにセッティングすると、路面の突き上げは感じやすくなります。
一方、それによって安定感は増し、左右へのロールは感じにくくなります。
サスペンションを柔らかくセッティングした場合は、路面の凸凹の処理が良くなり、乗り心地が良いと感じやすくなります。
その代わり、安定感が低くなります。
このように、サスペンションの硬さを変えると、乗り心地の方向性を変えることができます。
好みの乗り心地によって、セッティングは変わりますし、あまりどちらかに振りすぎても良くないので、バランスを考えながら決めるのが良いですね。
ミニバンの乗り心地のポイントはセカンドシート?!
ミニバンは、基本的にどの車種もボックス型で似たような形をしていますよね。
足回りのセッティングなどでその乗り心地に個性がでるのは当然ですが、他に乗り心地でポイントとなる点はあるのでしょうか。
実は、セカンドシートも乗り心地を作るうえでのポイントになります。
セカンドシートはミニバンで一番居住性の高い、花形のシートですから、気になるところです。
ミニバンのセカンドシートの種類とは?
ミニバンには、大きく分けて2種類のセカンドシートタイプが存在します。
- ベンチシート
- キャプテンシート
それぞれ見ていきましょう。
ベンチシート
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/
ベンチシートは、セカンドシートが一直線になっていて、最大で3人座ることを想定しています。
基本的にはシンプルな構造となっていて、機能面でも凝ったものはないのが特徴です。
キャプテンシート
引用:https://toyota.jp/noah
キャプテンシートは、シートが一つずつ独立しているタイプを指します。
独立していることで、それぞれにひじ掛けが付けられていて、サイドのサポートもできることから、のった感触としては非常に良いのと、特別感があります。
また、キャプテンシートの中にも機能的にシンプルなものから、オットマンなど様々な装備をつけることで複雑な構造のものまで存在します。
乗り心地が良いのはどっち?
一見すると、豪華な機能がついたキャプテンシートというのは魅力的で、乗り心地もよさそうな感じがしますよね。
しかし、一概にそうとも言い切れず、実はベンチシートが一番良かったりします。
それは、キャプテンシートの特性にあります。
細かい理由を挙げると、シートの重さ、重心の高さ、シートスライド機構、それに伴うシート取り付け部分の剛性が関係してくるのです。
シートの重さと重心の高さ
まず、多彩な機能をもつキャプテンシートは、必然的に重量が上がります。
それによって、重心も高くなり、その分安定感が低下します。
シートスライド機構とシート取り付け部分の剛性
シートスライド機構とは、キャプテンシートを前後ないしは左右にスライドできる機能のことです。
これは、スペースを有効につかえるので非常に便利な機能です。
しかし、それは完全に固定されていないと言い換えることもできます。
つまり、取り付け部分の剛性=固定力が低下してしまっているのです。
そうなると、走行中の振動に対しては当然弱くなります。
それが、乗り心地の低下につながってしまう恐れがあるのです。
乗り心地の理想はやはりセダン=ベンチシート
数多くある車の種類でも、やはり乗り心地の面で他を凌駕するのはセダンです。
その理由は、やはり後席がシートスライドがなくて、比較的軽量に作られており、シート左右端がボディーに密着していて固定されているからです。
ミニバンでは、完全にセダンのようなセカンドシートをたとえベンチシートだったとしても実現するのは難しいですが、それでもより近づけるにはベンチシートが最適と言えます。
キャプテンシートの魅力はその特別感
引用:https://toyota.jp/alphard/
とはいえ、ミニバン選びをする際にキャプテンシートの方に魅力を感じる方は絶対に多いですよね。
逆に言うと、セダンではこのタイプのシートはできないので、ミニバンの特権とも言えます。
乗り心地では分が悪くても、その居住性の贅沢さはなかなか捨てがたいものです。
ミニバン選びの際は、セカンドシートにも乗って、その乗り心地を確かめたいですね。
ミニバンの乗り心地人気ランキング2019と乗り心地改善策まとめ
今回は、ミニバンの乗り心地人気ランキング2019、乗り心地改善策をご紹介しました。
ミニバンはたくさんの人を乗せる車ですし、乗り心地が良いと皆さん幸せですよね。
各メーカー、それぞれの開発担当者が日々研究をしてその車にあった乗り心地を作り上げています。
また、サスペンションやセカンドシートの形状によっても、その感じ方というのは変わってくることがわかりました。
今回の記事を参考に、自分や家族の好みに合った乗り心地のミニバンを選んでくださいね!