ちょうどいいサイズ感で人気のあるフリードですが、5人乗り仕様のフリードプラスも負けていません。
車内の大きなスペースを利用して、車中泊に最適なカスタムをする方もいらっしゃいます。
そんな車だとどこまでも出かけたくなってしまいます。そうなってくると、気になるのは燃費だと思います。
もちろん、燃費がとてもいいハイブリッドモデルもラインナップされており、これから購入しようとされている方にとっては価格や値引き額も気になる項目です。
そこで今回は、フリードプラスは車中泊に適しているのか、ハイブリッドは本当におすすめなのか、そして価格や値引き額はいくらなのかについてまとめてみました。
フリードプラスは車中泊におすすめ?内装はどんな感じ?
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/styling/design/
メーカーのホームページを見てもフリードプラスは車中泊に向いている作りになっているようです。
そして実際にフリードプラスを車中泊目的で購入されている方もいらっしゃるようです。
どれくらい車中泊におすすめなのか、それでは早速フリードプラスの内装を見てみましょう。
3列目がないことでの広大なラゲッジスペース
まずは比較しやすいようにフリードの内装を見てみましょう。
フリードはコンパクトな車体に3列シートを備えたミニ・ミニバンともいうような作りとなっています。
そのため、3列目を使用してのフラットなレストスペースを作ろうとしても、構造上どうしても段差が出来てしまいます。
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/utility/
しかし、フリードプラスはその3列目を撤去し、その分アウトドアや車中泊仕様に振り切った作りが売りです。
一番の売りは何といってもほぼ、フルフラットなレストスペースが出来ることではないかと思います。
このように大人の男性でも足を延ばして寛げるような広大でフラットなスペースが出来上がります。
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/utility/
ご夫婦であれば問題なく、3人家族であれば少し狭くなってしまうかもしれませんが、十分に車中泊が出来るようなスペースはあると思います。
また、そのフラットなスペースの下には荷物等を置ける収納スペースもしっかりと完備されています。
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/utility/
フリードプラスは車中泊におすすめと断言できますね。
フリードプラスを車中泊仕様に改造した人の例をご紹介!
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/driving/
車中泊に向いているフリードプラスを、完全に車中泊仕様にカスタムされている方をこれから紹介していきたいと思います。
これからフリードプラスを車中泊仕様にカスタムしようと考えている方々のヒントになるかもしれませんね。
まるでキャンピングカー
こちらの方はフリードプラスにポップアップを設置して車中泊仕様に改造されているようです。
ポップアップの設置にはいくらぐらいかかっているのでしょうか、少し気になりますね。
ご夫婦とワンちゃんの3人家族で色々なところへ出かけているようでとても微笑ましいです。
フリードプラスでの車中泊。専用キャンピングカーではなく、あくまで普通車への車中泊用設備を付加したものですので、色々課題もあります。もし、フリードプラス+FFヒーター+ポップアップで車中泊しようという方は、車中泊のための経験と工夫の情報交換させてください。#フリードプラス #車中泊 pic.twitter.com/scgm4CZInN
— 霧島純 (@UrakataYm) December 2, 2017
コストパフォーマンスが高いカスタム
こちらの方のコンセプトはとにかくお金をかけないでも快適に、ということのようです。
ほとんどの部材を100均で揃えており、あとはアイディアでカバーされていました。
見映えをあまり気にしない方にとってはとても参考になります。
王道な車中泊カスタム
こちらの方の改造は細分化されて動画にアップされていて、これから車中泊仕様にカスタムされる方にとってもかなり参考になる内容ばかりでした。
ぜひ参考にしてみてください。
フリードプラスはハイブリッドのほうが燃費が良くておすすめ?
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/driving/
車中泊にとても向いているフリードプラスですが、どこまでも出かけたくなってしまいます。
そうなると気になってくるのが燃費ですよね。
フリードプラスもガソリンモデルとハイブリッドモデル両方がラインナップされていますので、どちらの燃費も見てみたいと思います。
フリードプラスガソリンモデルの燃費
フリードプラスガソリンモデルのカタログ燃費は、
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/ecology/
となっています。
実燃費は口コミによるものですが、15.9㎞/Lとなっていました。
燃費達成率は約83%となり、かなり高い数値となりました。
フリードプラスハイブリッドモデルの燃費
対するフリードプラスハイブリッドモデルのカタログ燃費ですが、
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/ecology/
となっています。
またこちらも口コミによるものですが、実燃費は21.4㎞/Lとなっているようですね。
ハイブリッドモデルの燃費達成率は約78%となり、ガソリンモデルほどではありませんがこちらもなかなか高い数値となっています。
フリードプラス燃費まとめ
燃費達成率はガソリンモデルが上回りましたが、肝心の実燃費はやはりハイブリッドモデルに軍配があがりました。
フリード | ガソリンモデル | ハイブリッドモデル |
実燃費 | 15.9㎞/L | 21.4㎞/L |
仮にレギュラーガソリン140円/L、年間10,000㎞走るとして計算してみると、年間で約22,630円程、ハイブリッドモデルの方が安くなります。
そのため、少しでも燃費が良い方がいい、という方にとってはハイブリッドモデルがおすすめになります。
フリードプラスの価格(値段)は?
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/utility/
次はフリードプラスの価格(値段)を見ていきたいと思います。
価格はグレードによっても変化しますのでグレードから見ていきます。
また、フリードにあったModulo Xというグレードはフリードプラスには設定されていません。
フリードプラスガソリンモデルの価格
フリードプラスはガソリンモデルが
- フリード+ B
- フリード+ G
- フリード+ G・Honda SENSING
の3グレードとなっています。
それでは各グレード毎の値段(価格)を見ていきたいと思います。
- フリード+ B:1,900,000円~
- フリード+ G:2,000,000円~
- フリード+ G・Honda SENSING:2,120,000円~
となっています。
フリードプラスハイブリッドモデルの価格
ハイブリッドモデルもガソリンモデルと同じグレード数である
- フリード+ HYBRID B
- フリード+ HYBRID G・Honda SENSING
- フリード+ HYBRID EX
3グレードの設定になっています。
価格は
- フリード+ HYBRID B:2,276,000円~
- フリード+ HYBRID G・Honda SENSING:2,516,000円~
- フリード+ HYBRID EX:2,676,000円~
となっています。
フリードプラス価格まとめ
ガソリンモデルはエントリーグレードから上級グレードまでの価格差が220,000円と、価格レンジがかなり狭く設定されています。
お求めやすい価格帯なのかなと個人的には感じています。
しかし、ハイブリッドモデルはガソリンモデルと比べると価格差が最大で約750,000円程となり、なかなかのお値段となってきます。
価格差だけを見てしまうとかなり高額ですが、車両本体価格はハイブリッドモデルの最上級グレードであるフリード+ HYBRID EXでも2,676,000円からとなっています。
正直、これくらいの金額であればまだ無理しないでも購入できる金額ではないかなと思います。
フリードプラスの値引き相場や目標額・値引き限界額はどのくらい?
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/utility/
それではフリードプラスの値引き相場や値引き目標額、値引き限界額がどのくらいなのかを見ていきたいと思います。
値引き相場や値引き限界額については、地域やディーラー毎によってもかなりバラつきがありますので、参考程度に捉えて頂けたらと思います。
フリードプラスの値引き相場
フリードプラスの値引き相場も他の車種と同様で、車両本体価格の10%前後が値引き相場となっているようです。
具体的な値引き相場としては、約150,000円前後で推移しているようですね。
そこにオプション価格の20~30%も含めた金額がフリードプラスの値引き相場となっています。
また、フリードプラスの値引きに有利な月は無く、逆にどの月で購入しても値引き相場はそこまで変化がありません。
これはメリット、デメリット両方の面を持っていることになりますが、個人的には欲しくなった時が買い時だと思えるのでメリットだと考えています。
なので、ボーナス月であるとか決算月であること等は気にしなくてもいいと思います。
フリードプラスの値引き目標額
実際にフリードプラスを購入する際の値引き目標額は、150,000円プラスオプション価格の20~30%で、180,000円を目標に頑張って交渉してみましょう。
値引き交渉が上手くいくコツとしては、
- ライバル車と競合させる
- 何回もディーラーに足を運ぶ
これらを上手く組み合わせて値引き目標額を達成しているユーザーが多くいるので、ぜひおすすめです。
ただ、ライバル車の選定を間違えると逆効果になってしまいますので十分注意してください。
フリードのライバル車は現在だとトヨタのシエンタになります。
引用:https://toyota.jp/sienta/
特にフリードプラスを意識した、FUNBASEという5人乗り2列シートで後部座席がフラットになるグレードはライバル車としてかなり気にしているはずです。
フリードプラスの値引き限界額
中には大幅な値引き額を達成しているユーザーもいるようです。
そんな方たちに共通していることは、現車をお持ちであれば下取り価格をアップさせてその分を車両本体価格からの値引きに充てる、ということでした。
やり方は簡単で、ディーラーに行く前に自分で車買取業者に現車の見積もりを出して貰ってから行くだけです。
いざ、ディーラーで下取り査定を確認し、車買取業者の見積もり低かったら『○○では△△円で買い取ってくれるようですね。』といって見積もりを見せるだけで下取り価格がアップする確率が上がります。
これは下取り車がある方限定になってしまいます。
そこで現車をお持ちでない方におすすめなのが、新古車の購入です。
新古車はナンバーを付けただけという車がほとんどで、法律上ナンバーを取り付けてしまうと新車と程度がほぼ変わらなくても、何万㎞も走った中古車と同じ扱いになってしまいます。
ただ、中身はほとんど新車と変わらないため、新古車購入はとてもおすすめです。
フリードプラスを車中泊仕様に改造!ハイブリッドや価格・値引き額まとめ
フリードプラスの車中泊仕様改造や燃費、ハイブリッドモデルの価格や値引き額についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
燃費に関してはガソリン、ハイブリッドモデルどちらも優秀であるため、どちらを選んでも損はありませんが、やはりハイブリッドモデルの実燃費が良いため、こちらをおすすめします。
車両本体価格もまずまずお手頃な価格となっていますので、車両本体価格を抑えて、その分を後から自分好みにカスタムすることにも可能となります。
ただ、値引きに際してですが、あまり強引に値引きをしてもらおうとすると、最悪は購入できない(断られる)ことにもなりかねません。
無理に値引きを行おうとせず、ほどほどにしておくことも重要かと思います。
これからフリードプラスの購入を考えた時、この記事が少しでも参考になればと思っています。