2019年10月に生産が終了したエスティマ。
1990年の登場以来、実に29年も愛されていたモデルでしたが、惜しまれつつラインナップから姿を消しました。
そんなエスティマですが、ここにきて新型がフルモデルチェンジして登場するという情報がでてきました!
それはいつなのか、気になりますね。
エスティマファンのみならず、ミニバンを検討されている方にも、2020年時点での最新情報は気になるところ。
きっと魅力的な一台になって登場するに違いありません。
今回は、新型エスティマのフルモデルチェンジ情報を、いつ発売されるかも含めて2020年最新情報でお伝えします!
エスティマ新型はいつ発売される?
エスティマ新型は、いつ発売されるのでしょうか。
その前に、ざっくりこれまでのエスティマの歴史を振り返りましょう。
1990年 | 初代エスティマ登場 |
2000年 | 2代目エスティマ登場 |
2001年 | エスティマハイブリッド追加 |
2006年 | 3代目エスティマ登場 |
2019年 | 生産終了 |
エスティマは1990年に販売が開始され、当時は「天才タマゴ」というキャッチフレーズでした。
ミニバンでありながら全高を抑えることで、より走りにも強みを発揮できるという点が画期的な点です。
その後、3代目は2006年に登場し、このまま2019年までフルモデルチェンジをしませんでした。
このころから、ノアやアルファードといったボックス型のミニバンに押され気味になり、徐々に販売台数が減ってきたという経緯があります。
それが、2019年の生産終了という判断につながったのです。
しかし、ここにきて、フルモデルチェンジという話が具体的に出てきました。
そして、それはいつなのかというと
- 早くて2021年
と言われています。
エスティマ新型はフルモデルチェンジで2021年に登場?2020年最新情報!
エスティマ新型は、フルモデルチェンジで2021年に登場すると言われています。
2020年の最新情報では、どんなことがわかっているのでしょうか。
エスティマ新型がフルモデルチェンジされることになった経緯は?
そもそも、販売台数が落ち込み、生産終了という判断に踏み切ったエスティマが、なぜ新型にフルモデルチェンジされるという話になるのでしょうか。
それは、ヨーロッパ市場を意識してのことです。
トヨタの分析では、今後のヨーロッパ市場の傾向として、多人数モビリティの需要の高まりを予想しています。
日本のみならず、大きな市場のヨーロッパで一定の販売台数が見込めることから、エスティマをフルモデルチェンジさせるメリットがあるとしたのです。
エスティマには根強いファンがいる
3代目エスティマは実に13年もの年月を販売していました。
これは、自動車の世界ではなかなかあり得ません。
全体でも29年の歴史があるモデルですから、当然現役のユーザーも多く、その独自性からコアなファンも多いのが特徴です。
そうなると、当然販売店からもフルモデルチェンジを求める声は強いので、その声も一つの要因と言えます。
常に時代を先取りしてきたエスティマ
そもそも、エスティマというのは時代を先取りをしてきた車種です。
「天才タマゴ」というコンセプトも、その一つです。
そのため、後程詳細はお伝えしますが、今回のフルモデルチェンジに当たってもそういったメッセージは発進してくる可能性があります。
「復活」とう響きの良さ
トヨタは歴史の長い自動車メーカーですから、いわゆる名車というものも多く輩出しています。
中には、一度生産終了になったもので、最近復活し、注目された車があります。
それは、「スープラ」です。
引用:https://toyota.jp/supra/
このように、一度なくしたモデルを「復活」させることで、より付加価値を付けるという戦略です。
エスティマも、その流れにのると思われます。
エスティマ新型の主な変更点は?
ここからは、現在予想されているエスティマ新型の主な変更点をご紹介します。
エスティマ新型の主な変更点① デザイン
フルモデルチェンジなので、当然デザインは一新されます。
じつは、その原案になりそうなコンセプトカーを、トヨタは2017年に発表しています。
引用:https://toyota.jp/index.html
それは、2017年東京モーターショーで発表された「Fine-Comfort Ride(ファイン・コンフォート・ライド)」です。
次世代モビリティとして発表されたコンセプト・カーですが、これがエスティマのモデルとなることはほぼ間違いないです。
エスティマ新型の主な変更点② パワートレイン
現行エスティマにおいては、
- ガソリン
- ハイブリッド
という定番のパワートレインが採用されていました。
しかし、今回は、このパワートレインが一新され、まさに時代を先取りしようというのです。
その基軸となるのが、「燃料電池(FCV)」です。
引用:https://toyota.jp/mirai/
燃料電池車とは、水素で動く車を指します。
引用:https://toyota.jp/mirai/
トヨタでは、すでにFCVとして「ミライ」という車種があります。
しかし、ミニバンで登場すればこれは初です。
水素ステーションの数など、まだまだ課題はありますが、環境にも優しい次世代パワーユニットです。
もちろん、これだけでは販売台数が限られてしまうので、当面はハイブリッドも用意すると思われます。
エスティマ新型の主な変更点③ Toyota Safety Sense(トヨタ・セーフティ・センス)
エスティマは、そもそも設計が古いこともあり、最新の安全装備は付けられませんでした
しかし、このフルモデルチェンジに当たっては、次世代のToyota Safety Senseが装備されます。
これは、主にレーダーとカメラを使った運転支援システムです。
その主な内容は、
- プリクラッシュセーフティ(昼・夜)
- レーントーニングアシスト
- レーンデパーチャーアラート
- ロードサインアシスト
- オートマチックハイビーム
- レーダークルーズコントロール
- 先行車発進通知機能
です。
特に大きいのが、プリクラッシュセーフティが昼夜問わず使える点です。
これが最新の実力です。
エスティマ新型の主な変更点④ T-Connect 標準搭載
T-Connectとは、クルマとヒトがつながることを目的とした、トヨタが展開するサービスです。
徐々に搭載車種も増えているなかで、新型エスティマにも搭載が予想されます。
24時間365日、車とトヨタのサポートセンターが通信でつながるため、いつでもドライバーに安心、安全、快適、便利なサービスを提供するというものです。
- 緊急時対応
- 危険回避
- 最適情報を迅速に提供
- スマホ連携
など、が主な内容です。
エスティマ新型の価格は?
現在のトヨタにおける様々な最新技術やサービスが投入されるであろうエスティマ新型ですが、気になるのはその価格です。
生産終了したエスティマは、約330万円~約400万円という価格帯でした。
予想としては、エスティマ新型は価格が上昇する可能性が高いということです。
その理由としては、FCVの導入という点があります。
先ほど登場した「ミライ」は、プリウス程度の大きさで741万円です。
FCVというのは、それだけ開発コストもかかっている車なのです。
しかし、エスティマはハイブリッドも同時発売ということで、FCV専用車の「ミライ」とは少し事情が変わります。
そのため、価格の予想としては
- ハイブリッド 500万円~
- FCV 650万円~
となります。
エスティマ新型はいつ?フルモデルチェンジで登場!2020最新情報まとめ
今回は、エスティマの新型はいつ発売されるのかということで、フルモデルチェンジの情報を2020年最新情報という形でお届けしました。
他のミニバンとは一線を画すモデルですから、多様性という意味でもこのモデルチェンジは嬉しいですね。
しかも、次世代の技術を搭載したプレミアムなモデルになる可能性が高いので、登場した際はぜひ体感してみたいですね。