ビッグマイナーチェンジが施された新型デリカD5にアーバンギアというグレードが設定されていますが詳細はどうなっているでしょうか?
ベース車との違いや価格差がどれくらいあるか気になるところですよね。
この記事では新型デリカD5のアーバンギアについて、ベース車との違いや価格差を紹介していきます。
新型デリカD5のアーバンギアとは?
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_urbangear/exterior/
まずは新型デリカD5のアーバンギアについて紹介していきます。
『URBAN=都会的な』というような意味合いの言葉が付けられるほど洗練されたデザインのエクステリアがまず目に入ってきます。
ベース車
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_standard/exterior/
アーバンギア
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_urbangear/exterior/
リアデザインはクリアテールとなっている以外はベース車と変わらないデザインとなっています。
その他ベース車との違いは次から紹介するインテリア、ホイールデザイン、ボディカラー等がありますが、それ以外について違いはありません。
アーバンギアのベース車との大きな相違点は、専用エクステリアを装備したデリカD5のエアロモデルという部分になります。
デリカD5は悪路走破性が高く、SUV的な側面も持ち合わせています。
アーバンギアは都会の街並みに溶け込みやすいデザインのため、街乗りメインで高級感を求める方やファミリー層がターゲットではないかと思います。
新型デリカD5!アーバンギアとベース車との違いは?
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_urbangear/exterior/
次に新型デリカD5アーバンギアのベース車との違いについて紹介していきます。
主に4つの大きな違いがありますので項目ごとに紹介していきます。
エクステリア(フロントデザイン)
ビッグマイナーチェンジでベース車のデザインも大きく変わりましたが、アーバンギアは専用エクステリアを装備してさらに精悍な顔つきとなっています。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5/
フロントデザインはこのような違いとなっています。
特にベース車はフロント下部にディフューザーが付いていますが、アーバンギアは付いておらずフロントバンパーと一体型のデザインになっています。
このため、アーバンギアの方がさらに都市部などで映えるデザインかなと思います。
今回のビッグマイナーチェンジで大きく変更となったフロントデザインですが、賛否両論がかなりあるようです。
T字カミソリみたいなデザインにも見えるフロントデザインについて、一部では『ダサい』なんて声も挙がっているようです。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_urbangear/exterior/
また、最近流行りでもある大きく開いたフロントグリルのデザインに変更になり、デリカらしさが無くなってしまったことも不満要因の一つに挙がっていました。
初めてマイナーチェンジしたデリカD5のデザインを見た時は、どこかで見たようなデザインだな、とは思いましたが、なかなか格好いいと思いますよ。
ボディカラーの設定
ベース車との違いの一つにボディカラーの設定があります。
ベース車のボディカラーは全部で8色となっています。
赤字のボディカラーがベース車専用のカラーとなっています。
アーバンギアは3色のみとなっています。
こちらも赤字がアーバンギアの専用カラーになります。
車のボディカラーは購入動機の一つにもなるため、専用カラーの設定は購入する際に悩ましい選択肢の一つになるのではないでしょうか。
カラー設定の特徴で、ベース車のみにツートンカラー、アーバンギアはワントーンカラーのみが設定されています。
ベース車(エメラルドブラックパール)
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_standard/exterior/
またベース車にはアウトドアによく合う緑系のボディカラーの設定があり、アーバンギアはシティユースに特化したボディカラーのみとなっています。
このことから、ベース車はアウトドアでの使用も想定した作り、アーバンギアは街乗りに特化したエアロモデルとしっかり棲み分けされていることが伺えますね。
インテリア(シート)
ベース車とアーバンギアの違いの一つに、シートがあります。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_standard/interior/
ベース車のシートには汚れプロテクトという機能が加わったシートが、ベージュのみですが標準装備で設定されています。
一方、アーバンギアのシートには汚れプロテクト機能は備わっていません。
またシートカラーにも若干の違いがあり、ベース車はベージュとブラックの2色から、アーバンギアはブラックのみとなっています。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_urbangear/interior/
どちらのモデルもシートの材質はファブリックになっていて、オプションで本革シートに変更することが出来ます。
ベース車はアウトドアでの使用を想定していたり、ベージュのシートカラーは汚れが目立ちやすいため、標準装備で汚れプロテクト加工がされているのでしょう。
ホイール
ベース車とアーバンギアの違いで、4つ目がホイールになります。
ベース車
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_standard/exterior/
アーバンギア
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_urbangear/exterior/
デザインがこのように違っているのがお分かり頂けると思います。
ベース車は7本スポークの225/55R18アルミホイール(Mのみ215/70R16)、アーバンギアは細めの5本スポーク に225/55R18アルミホイールの組み合わせになります。
アーバンギアはホイールデザインも都市部に映えるようなデザインとなっていて、徹底してシティユースに特化したデザインになっています。
新型デリカD5のアーバンギアとベース車との価格差は?
次は新型デリカD5のアーバンギアとベース車との価格差について紹介していきます。
エントリーモデルから上位モデルまで、すべてのモデルにおいての価格差はどうなっているでしょうか。
ベース車
ベース車は4グレードが設定されています。
エントリーモデルであるMが3,842,640円から、最上位モデルのPは4,216,320円からとなっていて、ベース車だけでの価格差は373,680円となっています。
アーバンギア
アーバンギアは2グレードのみの設定となっています。
ベース車の中間グレードでもあったGとG-Power Packageのみで、アーバンギアのみの価格差は140,400円なります。
価格差だけで言えば、ベース車よりも小さいのが特徴です。
ベース車とアーバンギアの価格差まとめ
基本的にアーバンギアの方がベース車よりも高額になります。
ただし、ベース車の最上位グレードであるPとの価格差については逆転し、ベース車の方が高額になります。
そのため、図の表記を便宜上▲(マイナス)で表記しています。
ベース車とアーバンギアの価格差は、他車種のベース車とエアロモデル等の価格差とほぼ変わらない金額になります。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_urbangear/grade/g_power_package.html
デリカD5アーバンギアの価格帯としては、オプションも含めると大体4,200,000円~4,800,000円くらいになると思われます。
ミドルサイズミニバンの価格帯と比べると少し高く、Lサイズミニバンと比べると若干安くなります。
SUVの特徴も併せ持っているため、CX-8などもライバル車に挙げられます。
ミニバンとSUVのいいとこ取りで唯一無二な存在のデリカD5は、普通のミニバンに飽きてしまった方におすすめです。
新型デリカD5!アーバンギアとは・ベース車との違いや価格まとめ
新型デリカD5アーバンギアのベース車との違い、価格差について紹介してきました。
アーバンギアはデリカD5のエアロモデルとしての位置付けであるため、専用エクステリアとホイールデザインでベース車との差別化を図っています。
ビッグマイナーチェンジによって大きく変更になったフロントデザインを、アーバンギア専用デザインのフロントマスクでさらに精悍になっています。
価格帯もMサイズミニバンと比べると高めになり、Lサイズミニバンと比較すると同じか少し安いくらいの価格帯になります。
SUVの悪路走破性にミニバンの広さを融合させた新しいジャンルの車となる可能性もあるデリカD5は、まさにライバル不在で唯一無二の存在です。
そんな新型デリカD5のアーバンギアが気になる方は、お近くの三菱ディーラーでデザインの違いを見たり、試乗して性能の高さを実際に体感してみてくださいね。