トヨタから販売されているルーミーですが、そのルーミーはいろんな種類があります。
マイナーモデルチェンジがされた新型ルーミーカスタムGT、GS、Gなど、それぞれの違いについてまとめてみました!
新型ルーミーカスタムGT!GSからの マイナーチェンジ変更点は?
2016年に発売されてから初めて今回マイナーチェンジが行われたわけですが、どのような変更点があったか整理してみました。
変更点は、
①安全装備のスマートアシスト2がスマートアシスト3に進化
②上級グレードの“G”をベースにした特別仕様車の発表
この2点になります。
そして、このスマートアシスト3を標準仕様としたことで、今まであったGグレード、カスタムGグレードにセーフティ機能をつけたGSグレード、カスタムGSグレードが無くなりました。
つまりXグレードを除くすべてのグレードにSが付いたという感じですね。
スマートアシスト2と3との違いは?
今までのスマートアシスト2は、ブレーキ面では車両に対してのみ緊急ブレーキが作動します。
ただ作動条件が約50km/h以内で走行中に速度差が30km/h以内というものでした。
スマートアシスト3は、速度帯は約80km/hまで拡大しました。
これによって、停止が間に合わなくても被害を軽減してくれます。
そして一番大きいのは、歩行者に対しても緊急ブレーキが作動するようになり、これも約50km/hまでの速度帯で作動します。引用:https://toyota.jp/roomy/safety/?padid=ag341_from_roomy_top_safety03#
これは結構大きいですね。
実際、私のXSグレードのルーミーはスマートアシスト2なのですが、歩行者が多く狭い道路を走るときに、時たま、ピピっと動作するんです。
警告を発生してくれるのは助かりますね。
ただもちろん欠点というか、中途半端感もあります。
先日も住宅街を走った時に、十字路で急に飛び出してくる歩行者や自転車があり、思わず急ブレーキをかける羽目になったのですが、アシスト2は作動しませんでした。
このときに、スマートアシスト3だったらなあ、と思いました。
そのため、普段から住宅街を多く走る方は、スマートアシスト3はかなり良い機能だと思います。
それと、車線逸脱警報機能、前後の誤発進抑制機能はスマートアシスト2でも搭載されていますが、つい考え事をしてしまったときなど意外とふとした時に“おぉ”この機能はいいなと思うことがあります。
引用:https://toyota.jp/roomy/safety/?padid=ag341_from_roomy_top_safety03#
「あ!注意しなきゃ」なんていうときもありました。
ただ、これは意外と誤動作じゃないか?と思うときもあります。
“いや、それは中央の白線じゃないから”と突っ込みを入れたくなることもしばしば。
急に「なんで今鳴ったの?」と同乗者に聞かれることもあります。
でもあると安心には違いないので、無いよりはいい機能だと思います。
そしてスマートアシスト3に新たに追加されるのがオートハイビームです。
オートハイビームとはどういうものかというと、トンネルなど太陽の明かりが届かない場所を走るときには、自動でヘッドライトがハイビームになり点灯します。
ただしその時に対向車や先行車を車がセンサーで検知すると、自動でヘッドライトがロービームになり、対向車や先行者に強い光が当たらないように切り替えてくれる機能です。
引用:https://toyota.jp/roomy/safety/?padid=ag341_from_roomy_top_safety03#
確かに暗い場所は人や停止車両などを見つけにくいですし、ロービームで走行中に車両を見つけても、気がついた時には“時すでに遅し“ということがあるので、自動的にハイビームに切り替えてくれる機能は安全でいいのかなと思います。
ただ、これはスマートアシスト2にも3にも言えることですが、安心面は確かにあるのですが、過信は禁物ですし、条件次第では働かない場合もあるので、あくまで保険的な意味合いの方が強いですね。
今までの車と特別仕様車との違いは?
そして2番目の特別使用車ですが、これは「cozyエディション」といって、
今までメーカーオプションで、比較的人気のコンフォートパッケージという装備を、標準装備として初めからつけ、バックにもメタル装飾が施されたモデルとなります。
https://toyota.jp/roomy/grade/special/?padid=ag341_from_roomy_top_rec_grade_special_detail_thumb
私的にはこのモデルはお買い得と思います。
というのも、私が購入したXSモデルですが、私もオプションとしてこの“コンフォートパッケージ”を
つけてもらったからです。
“コンフォートパッケージ”の中でも一番重宝しているのが、“シートヒーター”です。
これはすぐ腰あたりが温まるので、寒い冬に車を運転するときにはとても重宝します。
寒い時って、いくらエアコンをつけても最初は寒いですよね。
そんな時にこのシートヒーターは大活躍です。
比較的すぐに暖かくなりますよ。
さらに腰のあたりまで暖かくなるので、運転も楽になります。
寒がりな人や女性には特にこの機能はお勧めです。
それにエアコンをそこまでガンガンに効かせなくても温まるので、燃費にもお財布にも?効果があります。
Xグレードで安く済ませたい!という人にも、このオプションだけはお勧めです!
シートヒーターが最初からついているモデルですので、この1点だけでも特別仕様車cozyエディションは“買い”ですね。
ちなみに余談ですがシートヒーターはクセになるくらいメリットがありますが、逆に「気持ち良く暖かい事により眠くなる」というデメリットにもなる事もありますので憶えておきましょう(笑)
新型ルーミーカスタムGT!Gとの違いは?
では新型ルーミーのカスタムGTとGの違いは何でしょう?
GSと言っていたグレードは無くなり、Gのグレードとなりました。
そのGにターボが付いたのがGTになり、それ以外にカスタムグレードとして2種類あるわけです。
しかし、「ルーミーのカスタムGTとカスタムGの違いは、ただターボがついているか、ついていないだけでしょ?」と思いがちですが、決してそれだけではありません。
実は、ちょっとしたことなんですが、タイヤのサイズが違うんです。
カスタムGTだけが15インチサイズのタイヤで、その他は14インチなんです。
引用:https://toyota.jp/pages/contents/roomy/001_p_001/pdf/spec/roomy_equipment_compare_201811.pdfより
これは、カスタムGTは若干乗り心地よりも、安定感を優先しているということですね。
知らない人のために付け加えておくと、インチをアップすることで、14インチよりもどっしりした感じになります。
走りも14インチに比べて安定した感じになります。
もちろん一般的な乗り心地が低下することもありますが、これは好みの問題もあると思うので、ぜひディーラーで試乗してみることをお勧めします。
15インチの走りよりも14インチの方が好みだという方は、カスタムGTではなくGTのグレードをお勧めします。
また、その他にもカスタムシリーズはボディカラーがツートンカラーを選ぶことができます。
おしゃれなツートンカラーを選びたい人は間違いなくカスタムGTまたはカスタムGのグレードになります。
新型ルーミーカスタムGT!内装(インテリア)はどんな感じ?
では新型ルーミーカスタムGTの内装はどんな感じでしょうか?
引用元 https://toyota.co.jp/ruumyより
全体的にブラックを基調として、青とシルバーをアクセントにしています。
引用元 https://toyota.co.jp/ruumyより
センターの計器類もインフォメーションモニターも同じような配色になっています。
引用元 https://toyota.co.jp/ruumyより
引用元 https://toyota.co.jp/ruumyより
クルーズコントロールもついていて、高速道路で走るときに重宝するそうです。
Xグレードにはない装備です。
引用元 https://toyota.co.jp/ruumyより
センタークラスターパネル(ピアノブラック塗装/シルバー加飾付)です。
エアコンはもちろんオート。
この銀色に装飾しているところがおしゃれでいいですね。
でも個人的に一番いいと思っているのがメッキフロントインサイドドアハンドルです。
引用元 https://toyota.co.jp/ruumyより
これが先ほどの銀の装飾と相まってかっこいいんですよね。
でもそれよりも何よりも、この内装はXグレード、Gグレードにはないんです。
カスタムGシリーズと、今回のcozy エディションしかありません。
このドアノブがあるかどうかで結構感じが変わりますね。
見た目もよくなりますし、安心感が変わります。
気になる方は、実際の車で見て確認してみてください。
新型ルーミーカスタムGT!ターボエンジン搭載でおすすめ!?
新型ルーミーのカスタムGTはやはりターボエンジンが目玉ですね。
高速道路を走ることが多いのであれば、パワーは欲しいところ。
あまり燃費を気にしないということであれば、ターボ車はお勧めです!
というのも私はノンターボのXSのグレードなのですが、パーキングエリアから高速道路の本線に入るときに、ちょっと力不足を感じます。
もちろん、慣れてしまえばこういうものだと割り切れるし、一応踏み込めば加速はできるので、大丈夫は大丈夫なのですが、ターボがあったらもう少し楽だろうな、と思うこともしばしばあります。
街中では特に必要とは思わないし、かえって街中で加速すると、かえってこわいですよね。
もし高速道路を多く乗る人は、カスタムGTまたはGTを選び、そうでなければカスタムG、またはG、Xでいいのではないでしょうか。
新型ルーミーカスタムGT!GSとの変更点とGとの違いまとめ
新型ルーミーのカスタムGTとGS、Gとの違いについてまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
参考になったでしょうか?
それぞれちょっとした違いがありますが、どのグレードでもルーミーの魅力はあります。
あるがゆえに迷ってしまいがちですが、ターボがついてる方がいいかそうでないかを選んで、それ以降は足回りや好みの内装、外装と予算で決めていってもいいですね。
迷ってしまう場合は、とりあえず無難にそろっている、お得感のあるCOZYエディションがお勧めです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。