キックス(日産)新型の日本仕様の発売が確定しました。
2020年6月10日発売開始ということで、注目度も上がってきますが、日本仕様のサイズや外装、内装はどうなるのでしょうか。
人気カテゴリである小型SUVだけに、かなり気になるところです。
今回は、日産新型キックスのサイズ、外装、内装について、日本仕様を徹底調査していきます!
キックス(日産)新型の日本仕様のサイズは?
キックス(日産)新型の日本仕様のサイズについてご紹介します。
新型キックス(日産)のカテゴリは?
車種としてはSUV(Sport Utility Vehicle)に当たります。
近年、人気を博しているタイプで、どのメーカーも主力車種を投入しています。
同じ日産ですと、「エクストレイル」がSUVですね。
新型キックス(日産)の日本仕様サイズは?
全長 | 4,290mm |
全幅 | 1,760mm |
全高 | 1,610mm |
キックスのサイズはこのようになっています。
サイズとしてはコンパクトSUVになり、ライバル車として想定されるのはトヨタ「ライズ」「CH-R」、ダイハツ「ロッキー」、ホンダ「ヴェゼル」あたりです。
それらの車ともサイズを比較してみます。
キックス | ライズ/ロッキー | CH-R | ヴェゼル | |
全長 | 4,290mm | 3,995mm | 4,385mm | 4,330mm |
全幅 | 1,760mm | 1,695mm | 1,795mm | 1,770mm |
全高 | 1,610mm | 1,620mm | 1,550mm | 1,605mm |
同カテゴリのSUVの中では、中くらいのサイズ感というイメージになります。
現在はほぼライズ一強になりつつあるこのカテゴリで新型キックスがどんな存在感を発揮するのか注目です。
新型キックスはジュークの後継車
SUVは、元々ランドクルーザーやJEEPのように、オフロードに強い車というイメージでした。
しかし、最近では都市型SUVと呼ばれる、スタイリッシュなモデルが増えています。
その先駆け的な存在が、日産「ジューク」です。
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/juke.html
クーペライクなフォルムとポップな内外装は、当時画期的な提案でした。
ヨーロッパでの人気も高く、2019年には2代目へフルモデルチェンジされました。
しかし、日本国内においてはそうはならず、2019年末に販売を終了しています。
そこで、その後継車として、北南米や中国で販売されているキックスが導入されることになったのです。
ジュークともサイズを比較してみましょう。
キックス | ジューク | |
全長 | 4,290mm | 4,135mm |
全幅 | 1,760mm | 1,765mm |
全高 | 1,620mm | 1,565mm |
ジュークの方が全高が抑えられ、幅も広いので、キックスはジュークよりもクーペ感はなく、よりSUV色を強めている印象です。
キックス(日産)新型の日本仕様の外装(エクステリア)は?
キックス(日産)新型の日本仕様の外装(エクステリア)は、どのようになるでしょうか。
完全には決定していないのですが、アメリカでは販売されている車なので、それを参考に見てみましょう。
引用:https://www.nissanusa.com/vehicles/crossovers-suvs/kicks.html
最近の日産らしく、Vモーションデザインが用いられています。
日本仕様においては、あくまで予想ですが、現行セレナのように、このVモーションがもっと強調され、グリルが下方向に延びるのではないかと言われています。
引用:https://www.nissanusa.com/vehicles/crossovers-suvs/kicks.html
後ろ姿も、エクストレイルに通じるような、日産らしい仕上がりです。
ボディカラーは単色か、もしくはルーフのみ違う色を使ったツートンカラーが用意されます。
キックス(日産)新型の日本仕様の内装(インテリア)は?
キックス(日産)新型の日本仕様の内装(インテリア)はどんな感じになるのでしょうか。
ここでも、アメリカ版キックスをもとに見ていきます。
引用:https://www.nissanusa.com/vehicles/crossovers-suvs/kicks.html
インテリアに関しても、基本的には日産らしいミニマルでシンプルなデザインになります。
当然、日本仕様では右ハンドルになりますが、それ以外はここから大きく変わる可能性はないのではないかと見ています。
キックス(日産)新型の日本仕様の特徴は?
新型キックス(日産)とは、いったいどんな車で、日本仕様ではどのような特徴があるのでしょうか。
キックスとはそもそもどんな車?
日本では新型として販売が開始するキックスですが、海外ではすでに売られていた車です。
2016年にブラジルでデビューし、その後は北米、そして中国へと販売エリアを増やしています。
そもそも、日産はジュークを世界戦略車と位置付けていましたが、今ではジュークを欧州専用車、それ以外をキックスとしています。
日本市場もその流れに沿ってジュークを販売終了させ、この度キックスを導入するということになったのです。
キックス(日産)新型の日本仕様の特徴① e-Power専用車
北米版キックスにはガソリン仕様もあるのですが、日本仕様においては、少なくも今回のタイミングではe-Power専用車となることになります。
ノートにも搭載されている1.2L 3気筒エンジンで発電し、モーターで駆動する形です。
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena.html
これはかなり攻めた戦略と言えますが、ノートやセレナでも好評なe-Powerなので、非常に期待が持てます。
キックス(日産)新型の日本仕様の特徴② グレード構成
日本仕様においては、非所にシンプルなグレード構成にする予定です。
- X
- X ツートーンエディション
のみです。
ツートーンエディションは、先ほど外装(エクステリア)でご紹介した、ボディカラーがツートーンになっている仕様のことです。
ベースとなるグレードはX一つなので、これはかなりシンプルです。
グレード展開が多すぎるとわかりにくい一面もあるので、これは歓迎すべきこととも言えます。
キックス(日産)新型の日本仕様の特徴③ プロパイロット導入
日産と言えば、半自動運転技術であるプロパイロットです。
日本仕様のキックスでも、このプロパイロットは搭載される見込みです。
プロパイロット1.0なのか、それともより進化した2.0なのかは不明ですが、コンパクトカーでもこの機能がつくのは運転の負担軽減につながりますし、よい方向ですね。
キックス(日産)新型の日本仕様の特徴④ タイで生産して逆輸入
キックスは、生産をタイで行い、日本に輸入して販売するという形をとります。
日産には過去にもこういった例があり、マーチがそれです。
それは、タイ政府の政策が関わっています。
タイは、電動車の生産を促すため、
- 生産設備の輸入税免税
- 物品税減税等の優遇制度
を持ち、日産もe-Powerの生産をタイですることで、設備投資費を圧縮することができます。
そのため、キックスはタイで生産されることになったのです。
懸念点としては、日本の消費者にタイ生産が受け入れられるかという点。
マーチはそれで販売が低迷したということもあるので、同じわだちを踏まないようにしないといけませんね。
キックス(日産)新型の日本仕様の特徴⑤ 価格設定
キックスがe-Powerを導入する以上、低価格で勝負とはならないため、ライバルと位置付けるヴェゼルやライズのハイブリッドモデルの価格に対応していくと考えられます。
そうなると、価格設定としては、280万円~310万円程度になると推測されます。
また、将来的にガソリンモデルを追加することで、200万円前後のグレードを作っていくことになりそうです。
キックス(日産)新型の日本仕様のサイズは?外装や内装も調査!まとめ
今回は、キックス(日産)新型の日本仕様のサイズ、外装、内装を調査していきました。
日本に導入される日産車としては久しぶりの新型車になりますし、ニーズも高いカテゴリのコンパクトSUVになるので、注目度はかなり高くなると予想されます。
北米版から少し改良されて、日本仕様になると思われますので、今後も発売開始までその動向をチェックしていきたいですね!