アルファードのビッグマイナーチェンジはいつ頃に行われるのでしょうか?
それによってアルファードを購入する時期を検討する人もいると思うので、購入を検討している人にとってはとても気になりますよね。
そんな中、2020年にアルファードのビッグマイナーチェンジが行われるという最新情報も入手しました。変更点も気になるところです。
そこで今回は、アルファードのビッグマイナーチェンジはいつなのか?変更点はどんなところなのかなど、2020年に実施とされるアルファードビッグマイナーチェンジの最新情報をお知らせします。
アルファードのビッグマイナーチェンジ時期はいつ?2020年登場が確定!
引用:トヨタ公式サイト
アルファードのビッグマイナーチェンジ時期はいつなのか、大変気になりますよね。
2020年に登場するのでしょうか?
そしてそれは何月頃になるのでしょうか?
2019年8月時点での情報によると、アルファードは2020年の1月にビッグマイナーチェンジを実施する予定です。
アルファードは内装はラグジュアリー感があふれ、エクステリアも威圧的かつスタイリッシュなデザインです。
そして、新車販売台数ランキングでもTOP20に必ずランクインする人気車種ですから、今回のビッグマイナーチェンジを心待ちにしていた方もいるでしょう。
引用:トヨタ公式サイト
アルファードがビッグマイナーチェンジをする理由
ではなぜ、この時期にビッグマイナーチェンジをするのでしょうか?
理由その1:販売系列店統合による販売力強化
元々、2020年1月よりアルファード&ヴェルファイア自体がトヨタ全系列店で取り扱うことになっていることが理由として強いようです。
現在はアルファードがトヨペット店、ヴェルファイアがネッツ店のみでの取り扱いですが、これを2020年よりアルファードはトヨペット店&トヨタ店にて、ヴェルファイアはネッツ店とカローラ店にて併売する事になります。
このタイミングで新型アルファードのビッグマイナーチェンジを行う流れになっているようです。
実際、トヨペット店も加えることで販売拠点は多くなり、販売力が高まります。
トヨペット店も加わった状態でビッグマイナーチェンジをしたアルファードを打ち出せば、一気に販売力につながり、ミニバンの勢力図を今以上に強化することが出来ます。
トヨタの販売戦略のうちの一つと言ってもいいでしょう。
理由その2:ライバル車のモデルチェンジの存在
ライバルである、日産のエルグランドも2020年ごろにモデルチェンジが予想されていることも、この時期に投入される理由のようです。
引用:日産公式サイト
アルファードのライバルであるエルグランドが販売不振になってしまった、アルファードに負けてしまった原因は、走りを求めたことによる室内高が低くなったことにありました。
そのため、エルグランドのマイナーチェンジでは室内高事態は改善できなくてもそのあたりを払しょく出来るデザインが投入されると考えられます。
他にも燃費対策としてe-powerが搭載されることも十分考えられます。
e-powerが搭載されるとなれば、燃費対策だけでなく、話題にもなるので注目度も上がります。
実際、セレナもe-powerが搭載されてから販売台数が大幅に伸びているので、今回のマイナーチェンジには必ず投入されるでしょう。
ぜひそのあたりをアルファードも考慮した改良をしてほしいところです。
新型アルファードのフルモデルチェンジ時期は?どんなところが変わる?
さらに、新型アルファードのフルモデルチェンジ時期は、2022年3月~6月のようです。
次期型のデザインはキープコンセプトとして、特徴的なフロントマスク、ボディの四隅のワイド感などを強調したフォルムは継承されるそうです。
更に新たなエンジンを搭載することも計画されているようです。
トヨタはエンジンを2021年までに9種類/17バリエーション、トランスミッションを4種類/10バリエーション、ハイブリッドシステムを6種類/10バリエーションを展開する計画です。
すでにカムリに採用されている、ハイブリッド専用にチューニングされたエンジンとTHS Ⅱを組み合わせたハイブリッドシステムを採用すると考えられます。
こちらもどうなるか今から楽しみです!
アルファードのビッグマイナーチェンジでの変更点予想は?2019年最新情報
引用:トヨタ公式サイト
2019年9月時点での変更点予想についての最新情報をお知らせします。
2020年1月のマイナーチェンジでは3点で大きなテコ入れを行うと考えられます。
フルモデルチェンジは2022年になるため、これが最後のマイナーチェンジになるでしょう。
今回テコ入れされると考えられる変更点についてご紹介します。
アルファードのビッグマイナーチェンジ変更点予想!外観(エクステリア)
アルファードのビッグマイナーチェンジの変更点予想その1は、外観(エクステリア)デザインの変更です。
アルファードのエクステリアと言えば、その厳つい存在感を放つフロントグリルが特徴的ですが、そのあたりがどうなってくるのかが気になるポイントです。
今回は、ビッグとはいえあくまでマイナーチェンジであり、フルモデルチェンジではないことを考えると、基本的にはキープコンセプトと見るのが妥当と言えます。
そして、その予想CGが出ておりますので、ご紹介します。
ベストカーWEBでアルファードの予想CG出ていますね~
どうなる!?https://t.co/9XBPEg6baz pic.twitter.com/mVUUn6HxFx— CAR-EVEN (@CARVEL_MEDIA) July 1, 2019
現行型と比べると、フロントグリルの存在感は維持しつつ、シンプルな造形になった印象です。
あの厳つさがちょっと苦手という方にとっては、これは良い方向と言えます。
とはいえ、まだこれは予想の範囲を超えていません。
様々なイメージを膨らませながら、続報を待ちたいですね。
アルファードのビッグマイナーチェンジ変更点予想!内装(インテリア)
引用:トヨタ公式サイト
アルファードのビッグマイナーチェンジの変更点予想その2が、内装(インテリア)デザインの変更です。
これは、重要なポイントですよね!
エクステリアのように、まだどのような変更がなされるのかイメージがないのが残念です。
ただ、一つのヒントとして、トヨタのラグジュアリーブランドであるレクサスが2019年4月の北京モーターショーでワールドプレミアし、中国で販売される予定のミニバン「LM」のインテリアをご紹介します。
父親に、LEXUS LM買おうよって言ったら、買っていいよって言われたんだけど、一括でいいかな pic.twitter.com/xsEkoxug09
— じゅりあ (@ju_vidal_0731) April 17, 2019
LMの場合は、完全にセカンドシートが個室のようになっている、完全なラグジュアリーカーとしての性格をもつので、そのあたりはアルファードとは違いがあることが予想されます。
しかし、運転席まわりの雰囲気は、アルファードにもこのLMの要素が取り込まれる可能性は十分にありますね。
ちなみに、レクサスLMは日本では販売されません。
実際にアルファードのインテリアがどのようになるのか、注目です。
今までもアルファードはエクステリア、インテリアをデザイン変更することで印象も雰囲気もガラッと変わりました。
デザイン変更によってヴェルファイアを上回る売れ行きになったので、今後のデザインも楽しみですね。
アルファードのビッグマイナーチェンジ変更点予想!ハイブリッドに2WD車の追加ラインナップ
アルファードのビッグマイナーチェンジの変更点予想その3が、駆動方式の追加です。
ビッグマイナーチェンジで2.5Lハイブリッド車の2WD車両を追加でラインナップする話もあります。
なぜそのような追加が検討されているのか、理由を見てみましょう。
アルファードのビッグマイナーチェンジでハイブリッド2WDが追加される理由① 価格帯
現行モデルの価格帯を確認すると、以下のようになります。
- ハイブリッド車の価格帯:4,384,800円~7,502,760円
- ガソリン車の価格帯:3,376,080円~7,177,680円
現状、アルファードでハイブリッド車を購入しようと思うと、エントリーモデルでも430万円台と非常に高価になります。
もし、今回のビッグマイナーチェンジで2WD車両がラインナップとして加われば、ハイブリッド車でも300万円台になりやすく、今まで以上に購入しやすくなります。
そうなると、ハイブリッド車が希望で今まで手が届かなかった人の中にも購入希望者が増える可能性がありますね。
アルファードのビッグマイナーチェンジでハイブリッド2WDが追加される理由② エルグランドe-Power導入の可能性
さらに、先ほども書きましたが、エルグランドのマイナーチェンジでは燃費対策も兼ねてe-powerが搭載される可能性が高いです。
カタログ上の数値面ではハイブリッド以上の低燃費性能を持つ可能性の高いe-Powerの導入が決まれば、不振にあえいでいるエルグランドの追い風になりますし、セレナを見てもe-powerの導入コストはそこまで高くなく、エルグランドの場合も割と手頃な値段から出してくることも考えられます。
そうなると、価格面でアルファードが見劣りし、埋没する可能性があるのです。
そういった事情がから、対抗馬的にハイブリッド車2WD車両投入は十分考えられます。
アルファードはトヨペット店&トヨタ店の両店舗で2020年1月から扱うことが決まっているので、こうした燃費を考慮したモデルを投入することは理にかなっていますし、販売力強化のためにもぜひ投入してほしいところです。
アルファードのビッグマイナーチェンジ変更点予想!安全装備
アルファードのビッグマイナーチェンジの変更点予想その4が、安全装備です。
その内容を見てみましょう。
アルファードのビッグマイナーチェンジでの安全装備の変更点予想① トヨタ・セーフティセンスの安全性向上
最初に挙げられるのが、トヨタ独自のドライバー・アシスト機能「Toyota Safety Sense(トヨタ・セーフティセンス)」の安全性の向上です。
現在のカメラは単眼を使用していますが、ですが、ドライバーの視界や頭上空間を妨げない小型のステレオカメラを搭載することも考えられます。
さらにクラウン同様、「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)認定車」になることも考えられます。
運転者の安全運転を支援する機能を備えた「安全運転サポート車(サポカー/サポカーS)」の普及啓発の一環として、走行中または停止中の車両に対する衝突被害軽減ブレーキ等が一定の性能を有していることを国土交通省が認定する制度です。
(トヨタ公式サイトより)
こうした安全面の改良とアピールは、安心感につながりますので、ぜひ安全面の改良をしていただきたいですね。
アルファードのビッグマイナーチェンジでの安全装備の変更点予想② デジタルアウターミラー
また、話題性の確保も含めて、デジタルアウターミラーの採用の可能性もあります。
デジタルアウターミラーとは、いわゆるサイドミラーのデジタル化です。
2018年に発売したレクサスESで、世界で初めて量産車で装備されました。
わざわざデジタル化する意味としては、死角の減少と視線移動量を減らすということが挙げられます。
現状、物理的なサイドミラーは確認しきれない部分も多く、目視が必須となります。
その点、カメラではより多くの情報を入れることができるので、ドライバーの安全確保につながります。
また、車内のモニターで確認する分、外にあるミラーに比べて視線移動が少なく、より前方に集中することが可能になります。
もはやフルモデルチェンジクラスの変更な気もしますが、話題性も含めて導入の可能性は十分にあるといえます。
アルファードのビッグマイナーチェンジでヴェルファイアと統合される?
ここまでも何度かお伝えしていますが、アルファードとヴェルファイアが2020年のビッグマイナーチェンジを機に統合されるという話があります。
その可能性としては、かなり高いと言ってよいです。
それには、トヨタの販売戦略が関係してきます。
一つずつ解説していきます。
アルファードとヴェルファイアがビッグマイナーチェンジで統合される理由① ラインナップの集約化
引用:https://toyota.jp/
現在、トヨタでは約60車種のラインナップを展開しています。
それを、約半分の30車種にするという計画をトヨタは打ち出しています。
そうなると、まず集約する対象となるのは兄弟車と呼ばれる車です。
その一つが、アルファードとヴェルファイアです。
アルファードとヴェルファイアはプラットフォームやインテリア等を共通としながら、エクステリアデザインで差別化を図って、好みによって顧客が選べるようにしてきました。
しかし、それまでの戦略から一転し、集約化を進める流れになっています。
それは、次に解説する販売チャネルの話にもつながってきます。
アルファードとヴェルファイアがビッグマイナーチェンジで統合される理由② 販売チャネル
引用:https://toyota.jp/
現在、トヨタのディーラー網は4つのチャネルで構成されています。
- トヨタ店
- トヨペット店
- カローラ店
- ネッツ店
これまで、60ものラインナップを、それぞれ専売車種として振り分けることで、それぞれに特化した細かいサービスを目指してきました。
その方針を、がらりと変えることをトヨタは決断しました。
それは、全店舗、全車種販売です。
そうなると、別々のチャネルで専売だったアルファードとヴェルファイアのような兄弟車の概念は必要なくなります。
トヨタでは、2022年~25年までの間に全国のディーラーをこのような形態にするとしています。
東京ではもう始まっている
それに先駆け、東京地区の販売店では2019年4月より、すでに統合が試験的に始まっています。
看板も変わり、全店舗で全車種が販売されているのです。
ここでどのような結果になるのかによっても、違いは出てきますが、基本的にはこの流れで行くでしょうし、トヨタとしては本気で統合を進めていくという決意とも言えますね。
アルファードとヴェルファイアがビッグマイナーチェンジで統合される理由③ 値引き防止
販売店を集約するトヨタのメリットとしては、値引き防止というのも挙げられます。
他の記事でもご紹介してきた値引きのテクニックとして、競合車を挙げるということがありますが、トヨタではアルファードとヴェルファイアで競合させるなんてこともできたのです。
これは、トヨタにとっては完全にマイナスで、内輪で争っていることになります。
販売チャネルを一つに集約すれば、過度な(トヨタ同士での)値引き競争はある程度防ぐことが可能になります。
アルファードとヴェルファイアがビッグマイナーチェンジで統合される理由④ 開発コスト
そういった販売戦略とともに、統合が必要とされる重要な理由が、開発コストの削減です。
アルファードとヴェルファイアは、いくら共通部分が多いと言っても、ボディデザインが違う時点でそれぞれ開発に時間とヒト、費用を割かなければなりません。
同じコンセプトなのに同メーカーで2車種あるというのは、それだけで大きな負担と言えます。
現行アルファードの画像!
エクステリア
引用:https://toyota.jp/alphard/
引用:https://toyota.jp/alphard/
インテリア
引用:https://toyota.jp/alphard/
引用:https://toyota.jp/alphard/
アルファード ビッグマイナーチェンジ2020年!変更点最新情報まとめ
アルファードのビッグマイナーチェンジについて2020年にどんな点で変更があるかについての最新情報をお伝えしました。
今回のビッグマイナーチェンジでは、デザイン変更で高級感を出しつつ、走りやすさと安全性も加わったお買い得な要素をいかに盛り込んでいけるかがポイントになります。
そしてアルファードが今後どのように進化するのか、それに合わせた各社のミニバンがどう動くのか、ミニバン業界がどうなっていくのか、これからが楽しみですね。
ぜひ注目していきましょう。