新型セレナはグレードがいくつもあり、どれとどれを比較したらいいのか、またそれぞれのグレードの違いがどんなところにあるのか、大変分かりにくいですよね。
価格面でも値段にどんな違いがあるのか、また人気のグレードは何で、どんなものがおすすめかも知りたいところです。
そこで新型セレナのグレードとグレードごとの違いを比較して価格面(値段)や人気、おすすめなどについてまとめてみました。
新型セレナのグレード別比較!違いは?新車価格(値段)は?
新型セレナのグレードごとの違いを新車価格(値段)面も含めてまとめてみました。
新型セレナは多くのグレードがありますが、動力ごとに分けていくと、S-HYBRID、ガソリン車、e-POWERの3つに大きく分かれています。
そしてそれぞれ細かいグレードに分かれています。
ただガソリン車はセレナSという必要最低限の装備のみを取り揃えて価格を抑えたグレードの1車種しかないため、実質S-HYBRIDとe-POWERの2つのグレードと考えても良いです。
「S-HYBRID」と「ガソリン車」のグレード比較
まずは「S-HYBRID」と「ガソリン車」のグレードについてまとめてみました。
(価格は2019年6月段階のものです。)
「S-HYBRID」と「ガソリン車」のグレードについて
下の写真を見てもわかる通り、フロントグリル付近はやや丸みがかったデザインとなっています。
一番上に掲載しているSグレードがガソリン車になり、他はすべてS-HYBRID車になります。
グレード | 価格(2WD)(税込) | 価格(4WD)(税込) |
S | 2,440,800円 | – |
X | 2,504,520円 | 2,748,600円 |
X VセレクションII (防水シート車価格) |
2,662,200円 (2,694,600円) |
2,906,280円 (2,938,680円) |
G | 2,853,360円 | 3,140,640円 |
GグレードとSグレードとの価格を比較すると、約41万円ほどあります。
そのため購入時のコストを考えると、ガソリン車のSグレードが気になりますが、このくらいの価格差であればガソリン代など長い目で見た場合にはS-HYBRID車の方が結果的に安く済みそうですね。
ただ、とにかくセレナに安く乗りたい方や、初めて車を乗りたい方、あまり多くの装備は必要ない方など、購入時に安く済ませたい方はSグレードもおすすめです。
Xグレードは、Sグレードにアイドリングストップ機能などが追加されているものです。
XグレードのVセレクションIIモデルではプロパイロッドなどのオプションを選ぶ幅がXグレードより多くなっています。
Gグレードは、XグレードのVセレクションの装備+プロパイロット、LEDヘッドランプを標準装備とし、15インチのアルミホイールやエアコンにプラズマクラスターを搭載しています。
Gグレードは操縦性だけでなく、運転時の快適空間にもかなり力を入れたグレードですね。
では次にセレナのハイウェイスターを見てみましょう。
セレナ ハイウェイスター
ハイウェイスターはフロントグリルが若干シャープな印象を受けますね。
さらに全体的に立体感のあるエアロデザインを採用しているため、通常よりもスタイリッシュな見た目になり男女ともに好まれるデザインです。
ではハイウェイスターのグレードとそれぞれの価格です。
グレード | 価格(2WD)(税込) | 価格(4WD)(税込) |
---|---|---|
ハイウェイスター | 2,683,800円 | 2,971,080円 |
ハイウェイスター Vセレクション (防水シート車価格) |
2,874,960円 (2,907,360円) |
3,135,240円 (3,167,640円) |
ハイウェイスターG | 3,016,440円 | – |
NISMO
NISMOは個性的で力強いスタイルのスポーティなデザインですね。
グレード | 価格(2WD)(税込) |
---|---|
NISMO | 3,424,680円 |
レッドのアクセントラインがあり、17インチアルミホイールは専用デザインで、さらにサスペンションも専用のものとなっていて、よりスポーティーな車となっています。
心地よい加速フィーリングと軽快な走りを求める人はこのグレードをお勧めします。
AUTECH
AUTECHは上質な装備を加え、さらに足回りとボディ剛性に専用チューニングを施したモデルになっています。
デザインや質感に、より上質でスポーティな装いを求める方、車のエクステリアと、素材と仕立てにこだわったインテリアを求める方はこちらのモデルがお勧めですね。
グレード | 価格(2WD)(税込) | 価格(4WD)(税込) |
---|---|---|
AUTECH | 2,990,520円 | 3,223,800円 |
AUTECH V Package | 3,116,680円 | 3,350,160円 |
AUTECH Safety Package |
3,324,240円 | 3,517,560円 |
AUTECH SPORTS SPEC | 3,572,640円 | – |
一番高いAUTECH SPORTS SPECとAUTECH との価格差が約58万円とかなりの価格差になっています。
その分、AUTECH SPORTS SPECではインテリジェント アラウンドビューモニターや電動パーキングブレーキ、インテリジェント ルームミラーなどが標準装備されています。
AUTECHシリーズの中でもAUTECH SPORTS SPECは、より安全性に配慮した装備になっているんですね。
「e-POWER」
e-POWERのグレードは全部で6種類ですが、基本的にグレードは防水シートを除く4つと考えて良いと思います。
防水シートを入れたグレードの価格差は最大で約46万円、防水シートを入れなければ約43万円と特に大きいとも小さいとも言えない感じですね。
フロントグリルのデザインはこれまでと同じですが、中央部分に青くラインが入っているのが特徴です。
グレード名 | 価格(税込) |
---|---|
X | 2.968,920円 |
XV | 3,128,760円 |
XV (防水シート車) |
3,161,160円 |
比較的安いe-POWERのXグレードですが、セレナe-POWERを楽しむのに必要最低限な装備と機能は十分揃えています。
XVはXに比べ内装が豪華になり、日産のオリジナルナビ取付パッケージがオプションだったものが標準になるなどの違いがあります。
そのため、もしXグレードを購入しオプションとして装備をつけていくと、XVグレードと比べてほとんど差がなくなる場合があるので、選ぶ際にはどのあたりも検討しましょう。
それではe-POWERのハイウェイスターを見てみましょう。
e-POWER ハイウェイスター
引用:日産セレナ公式ページ
多くの装備がXと共通ですが、内外装に若干違いがありますね。
ハイウェイスター専用エクステリアとして青いラインも2重に入るなどグリル周りが若干強調されています。
グレード名 | 価格(税込) |
---|---|
ハイウェイスター | 3,178,440円 |
ハイウェイスターV | 3,404,160円 |
ハイウェイスターV (防水シート車) |
3,436,560円 |
ハイウェイスターVグレードはハイウェイスターグレードと比べて約22万ほどの価格差です。
しかしそのぶん、LEDヘッドランプや両側ハンズフリーオートスライドドアなど装備や利便性、質感が高いグレードとなっています。
防水シートを搭載したグレードはシートがネオソフィール/パートナー コンビシートとなっています。
防水に関しては、工夫次第で何とかなるものですが、車内の飲食や子供がいる方、汚れを気にする方、サーフィンなどに良くいかれる方などは防水シート車もよいですね。
新型セレナのグレード比較!人気・おすすめグレードランキング!
新型セレナの人気グレードごとに比較したおすすめランキングです。
2019年6月段階で判明している新車販売状況を参考に作成しました。
- 第1位:e-powerハイウェイスターV
- 第2位:ハイウェイスターVセレクション
- 第3位:ハイウェイスター
- 第4位:ハイウェイスターG
圧倒的にハイウェイスターが人気で、その中でもe-powerは燃費の面を考えても割安感があるのでさらに人気があります。
第2位のハイウェイスターVセレクションの方がハイウェイスターよりも約25万円高いので、普通はVグレードよりも第3位のハイウェイスターのほうが売れてもおかしくないと思います。
しかし、ハイウェイスターVセレクションは両側ハンズフリーパワースライドドアやLEDヘッドライトランプ、16インチのアルミホイール、ステアリングスイッチなどを装備しています。
そのため、装備内容から考えるとハイウェイスターVセレクションのほうが割安となり、若干高くても売れているようです。
新型セレナのグレード比較!違いや価格(値段)・人気おすすめまとめ
新型セレナはグレードが多く比較もしにくくかったので、どんなところに違いがあるのかがなど、価格(値段)や人気の具合をおすすめとしてまとめてみました。
ただ、人気やおすすめの度合いは、買われる方がどのような目的で買われるかでも変わりますし、価格についてもどんなオプションをつけるかでかなり変わってしまいます。
ここに記載したことはあくまで参考程度に考え、ぜひディーラーに行って試乗などでグレードの違いを確認することをお勧めします。