スズキの転職難易度は高い?評判・面接の内容・年収もご紹介

軽自動車で知られるスズキは、海外進出にも意欲的な人気企業です。一方で人気ある安定企業であるからこそ、転職難易度は高くなっています。

スズキへの転職を実現するには、即戦力だけではなくスズキに新しい価値観などをもたらせる人材であることを示す必要があります。具体的な方法が気になりますよね。

今回はスズキへの転職について、難易度や面接の内容などから見ていきます。今回の記事は以下の人におすすめです。

  • 軽自動車で有名なスズキで自動車製造に携わりたい人
  • スズキの転職選考を突破する方法が気になる人
  • スズキの評判・口コミが気になる人
目次

有名軽自動車メーカー・スズキとは

有名軽自動車メーカー・スズキとは

自動車の中で特にメインと言える四輪車にも、乗用車や軽自動車といった種類があります。特に軽自動車は馬力は低いものの、小回りの良さや値段の安さなどが魅力的ですよね。

国内の自動車メーカーでも軽自動車で知られているのがスズキで、小型車製造にこだわりがある人には目標になるでしょう。まずスズキについて特徴などを見ていきます。

スズキの基本情報

まずスズキの基本的なデータから見ていきましょう。正式名称や資本金などのデータは以下の通りです。創業も1920年で、実に1世紀もの長い歴史を持っています。

会社名 スズキ株式会社
代表取締役会長 鈴木修
創立年月日 1920(大正9)年3月15日
本社所在地 静岡県浜松市南区
資本金 1,382億0,200万円(2020年3月末現在)
従業員数 15,646人

軽自動車などの小型車の開発・製造で知られるスズキは、国内シェアでもトヨタと日産に次いで3位です。シェアの点では業界トップ企業に並ぶ勢いと言えるでしょう。

一方他の大手自動車メーカーと同じく海外にも広く展開しています。世界でもシェアは10位となっており、世界的にも非常に知られたメーカーです。

軽自動車や小型車の開発・生産がメイン

スズキの事業は、軽自動車や小型車の開発・生産がメインとなっています。特に軽自動車については、1970年代から2000年代にかけて日本一の販売台数を誇ったほどです。

代表的な軽自動車の車種にアルトやワゴンR、スイフトなどがあります。特にワゴンRは日本国内のミニバンの代名詞になったほどの名車です。

なおスズキは先の未来についても、軽自動車や小型車のシェア拡大に尽力することを明言しています。今後とも日本の軽自動車分野をけん引するメーカーであり続けるでしょう。

インドなど海外にも積極展開中

スズキは海外進出にも非常に積極的なメーカーとしても知られています。具体的にはインドを中心に東南アジアやヨーロッパに展開中です。

特にインド国内の自動車販売では、54%ものシェアを誇るほどの人気を保っています。今後ともインドなど新興国を中心に、より積極的な海外進出を行う予定です。

なお海外への積極進出は転職選考にも深く関係しています。面接でも語学力や海外駐在の可否も問われるため、事前に対策するべきでしょう。

給料・年収は中堅メーカーの水準並み

スズキへの転職を狙う際、社員として貰える給料の金額が気になる人もいますよね。スズキで働く従業員の平均年収は691万円です。

額面だけを見ると、他の大手メーカーよりもずっと低い水準になっています。ただし近年では毎年伸びているため、自動車業界の好調を考えると今後も増額が期待できるでしょう。

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基本的な福利厚生・休暇は整備されている

年収と同時に福利厚生の状態が気になる人もいますよね。スズキの福利厚生は基本的なものが一通り揃っていると言えます。

役職手当や時間外手当など各種手当もある上、寮・社宅や車両購入制度なども整備されている状態です。特に車両購入制度はミニバンなどを購入しやすい点で好評になっています。

ただ年収や福利厚生で大手メーカー並みの待遇を求めようという人には、不満が残る形と言えるでしょう。

ワークライフバランスが取りづらい面もある

スズキでワークライフバランスを取りつつ働きたいという人もいますよね。しかしスズキはワークライフバランスを取るという点では少し大変な職場です。

有給休暇はあるものの、好きな時に取りにくい雰囲気があるという声もあります。本来休みであるはずの土曜日に出勤しなければならないケースもたまにあるほどです。

加えて全社の残業時間は月30~40時間と標準的ではあるものの、部署によって長時間労働になっている場合もあります。スズキを狙う際は以上の実情も理解するべきです。

体質の古さで風通しは悪い方

スズキは歴史ある企業である一方、体質が古く風通しが悪い一面もあります。創業者一族による経営体制がずっと続いている分、トップダウン型の体制が定着しているためです。

風通しが悪い分、目上の人にしっかり意見を伝えられない雰囲気もあります。もしスズキに入社する場合は、目上の人の指示などをしっかり聞く力も試されるでしょう。

スズキの転職を目指す上で不可欠なポイント5つ

スズキの転職を目指す上で不可欠なポイント5つ

スズキへの入社を目指す際、いくつかのポイントを知ってから対策を立てるべきです。スズキも人気企業である分、多くの応募者が選考を受けに来るためです。

スズキの転職選考を受けるに当たって知っておくべきポイントは、以下の5つが挙げられます。

転職難易度は非常に高い

スズキの転職難易度は非常に高いです。世間的に知名度の高い企業である上に、安定した大企業であることも理由に挙げられます。

そして転職難易度をより高めている要素が、スズキが求めている応募時の条件です。スズキでは募集職種によって細かい応募条件が課されています。

学歴であれば高専卒や大卒以上、必要な資格にマニュアル普通免許を持っていることまで書かれているという内容です。業務経験も5年以上の年数を求める職種もあります。

一定程度熟練した経験や学歴を求めている分、他のメーカーに比べると内定へのハードルは高めと言えるでしょう。

広範な職種で中途採用募集中

スズキの中途採用では広範な職種で募集を行っています。事務系であれば商品企画や知的財産関係、技術系であれば先行開発やコネクテッドカー関係、ITシステム職などです。

様々な職種で求人募集しているため、今までの業務経験をスズキで応用できる職種も見つかりやすいでしょう。必要な年数に注意しつつ、応募を検討してはいかがでしょうか。

「スズキに新しい風を吹かせてくれる」即戦力ある人材を求めている

スズキの中途採用で求められる人材像は、内定を得て入社する際に欠かせない情報です。「スズキに新しい風を吹かせてくれる」即戦力ある人材が求められています。

十分な経験年数や深い専門知識を持つだけではなく、今までのスズキにない価値観や経験をもたらす人材を求めるスタンスです。

スズキに新しい価値観をもたらす人材であることを示すには、スズキを深く理解しつつ足りない点を模索するべきでしょう。そして足りない点を提供する方法を示すべきです。

語学力やIT能力のアピールも有効

スズキの転職選考では語学力やIT能力のアピールも有効と言えます。スズキはインドなど世界各地に事業展開している上に、今後とも海外進出に弾みをつけようとするためです。

海外進出の勢いが増すほど、海外駐在の機会も増えるでしょう。もし語学力をアピールできればスズキにとっても有用な人材とみなされやすいです。

他にも次世代カーやコネクテッドカーの開発も現在のスズキでは勢いがあります。次世代カーなどの開発にはIT能力も欠かせないため、ITに強い人材も優遇されるでしょう。

海外転勤に前向きな人材やストレス耐性の強い人材は優遇される

スズキの選考では、海外転勤に前向きな人材やストレス耐性の強い人材も歓迎です。上記のように海外進出が著しい分、海外転勤に前向きな姿勢を持てる人材が求められています。

面接でも「海外転勤が大丈夫か」は頻繁に聞かれる質問の1つです。自身が海外転勤を通じて得られるであろうものを示しつつ、ポジティブな気持ちを示すと良いでしょう。

一方ストレス耐性が強い人材については、スズキの離職者が多いことが背景になっています。面接官も長期間勤めてほしいと考える分、応募者のストレス耐性を試しがちです。

仕事などであきらめず課題をこなした経験など、困難を克服したエピソードを用意するのがおすすめです。

面接の回数は2回前後

スズキの転職選考で行われる面接は2回前後と言われています。最初の面接は配属希望部署のマネージャーと人事担当が、2回目は役員が質問する形です。

ただし応募者の状況などによっては、2回で終わらない場合もあります。いずれにせよ、最後まで気を抜くことなく質問に真摯に応える形で臨むことが大切です。

スズキの転職選考対策を立てるポイント5つ

スズキの転職選考対策を立てるポイント5つ

転職選考を通じてスズキへの入社を実現するには、綿密な対策が必要になります。スズキの転職選考対策を立てる際に特に重要なポイントが以下の5点です。

スズキの中期経営計画を熟読・自己分析

スズキで内定を得るには、スズキの現状やビジョンの把握が欠かせません。スズキの現状やビジョンについては、中期経営計画「SUZUKI NEXT 100」を読むと良いでしょう。

中期経営計画では顧客第一主義とグローバル経営の強化、経営体制・基盤の強化が柱になっています。同時にスズキの特徴を大切にしつつ、新規市場への進出も明記した内容です。

今後100年で方向性が記されているため、担い手として自分のスキル・経験などを活かす方策を志望動機などに盛り込むのが重要でしょう。

企業研究でスズキに足りていない点の把握

また企業研究を通じて、現在スズキに足りていない点を把握することもポイントとなります。スズキでは新しい価値観などをもたらす人材を求めているためです。

スズキが今まで携わってきた事業や強みとしている点をしっかり理解した上で、自分なりの問題点を見出すと良いでしょう。そして問題点の克服を貢献する方法を提案するべきです。

なお企業研究では他社の研究をしっかり行うことも重要になります。自分の業務経験や知識を役立てるにも、「スズキを選ぶ理由」が不明瞭では説得力に欠けるためです。

スズキの社風も理解する

スズキの社風を理解することも大切な選考対策と言えます。面接ではスズキに対する理解度も問われるためです。

特に社風については、独自路線を重んじスズキならではのクルマを作る点が特徴となっています。加えて純粋に自動車作りに愛着とやりがいを感じる点も重要な要素です。

上記の社風を意識した上で、一社員としてスズキらしいクルマ作りに貢献できることをアピールする姿勢が求められます。

面接では人柄・業務経験・コミュニケーション能力が問われる

転職面接では人柄・業務経験・コミュニケーション能力が主に問われる点です。業務経験については即戦力を重視する分、深く聞かれます。数字も用いながら実績を伝えるべきです。

人柄やコミュニケーション力についても受け答えを通じて試されます。質問の方法も5W1Hを使って聞くケースが多いため、面接練習などで経験値を積むと良いでしょう。

加えて受け答えの論理性も審査対象となります。事前に何度も志望動機や自己PRのつじつまを確認・修正するのもおすすめでしょう。

面接の質問内容はごく一般的

最後に面接で問われる質問の内容はごく一般的です。志望動機や転職理由、入社後にしたいことなど、他の企業でも聞かれるものばかりになっています。

他には海外転勤ができるかや即戦力の内容についても聞かれやすいです。親元を離れている人は、将来のUターン予定についても質問されます。

基本的にはあまり奇をてらった質問はあまり見られません。ただし本社がある静岡県の時事問題が聞かれることはあります。

転職先としてのスズキの口コミ・評判を紹介

転職先としてのスズキの口コミ・評判を紹介

スズキの転職選考に先立って企業研究していると、実際の口コミや評判が気になる人もいますよね。確かに転職先の内情を知る上で、口コミや評判はとても役立ちます。

スズキの年収やワークライフバランスなどの口コミ・評判をいくつかご紹介しましょう。是非スズキの企業研究や応募の参考材料にしていただければ幸いです。

年収・福利厚生関係の口コミ・評判

最初に年収・福利厚生関係の口コミ・評判を見ていきましょう。以下のような声が聞かれます。

男性機械職
基本的に年功序列で、給料は一律に上がっていきます。年齢が上の方から順に昇進していくようで、ある程度年齢が行けばほとんどエスカレーターで昇進する傾向です。(転職会議より)[/ふきだし]

女性営業職
営業職だと、同年代よりは多くもらえます。車をたくさん売った時は報奨金がでます。そのほかにセールスカー手当、住宅補助もおそらく20代で独身だったら自己負担2~3万程度で住めると思います。(転職会議より)[/ふきだし]

男性開発職
給与は同業他社に比べて低く、福利厚生も手薄な状態で、残業しないと生活が成り立たないような給与体系でした。住宅手当や家族手当も皆無なので、家賃の安い物件を探すのに苦労した。(Openworkより)[/ふきだし]

年功序列で勤続年数に合わせて昇給や昇進があるのは嬉しいことですよね。ただ福利厚生面では職種によって厚さに差が見られる点は気になるところでしょう。

ワークライフバランスの口コミ・評判

次にワークライフバランスに関する口コミ・評判では、以下のような声が見られました。

男性設計職
業務計画がルーズなため、責任感の強い方は有休すら取れず、自発的に休日出勤でまかなっている。プライベートが大切な方は、ルーズな計画に合わせたワークライフバランスを取っている。上司も有休に対しては何時でも承認するため、有休は自由に取ることができる。ただし、休み中のフォローは全く無いため、余力のある方には居心地の良い職場と言える。(Openworkより)[/ふきだし]

男性CAD職
配属された部署による。量産開発に携わった場合、月平均40時間以上は覚悟した方が良い。残業が常態化しており、平日はプライベートな時間はほぼない。人も少ないため、個人に割り当てられる業務が膨大であるため、日々仕事に追われる。一方、先行開発部署は月平均30時間前後で、比較的にワークライフバランスが整っている。(転職会議より)[/ふきだし]

有給休暇は自ら申請すれば取りやすいようですね。ただしフォローがない点では自己責任の傾向が強いと言えるでしょう。一方残業時間は配属部署によって異なるようです。

働きがいやキャリアアップに関する口コミ・評判

さらに働きがいやキャリアアップの口コミ・評判も見ていきます。

男性営業職
軽自動車ではトップシェアなので、製品もいいですし、良い製品を多くの方にお届けできるというのはやりがいに繋がるのではないかと思います。特に自動車が好きな方には向いている仕事ではないかと思う。(転職会議より)[/ふきだし]

技術職
色々な取引先と話をする機会が少なくないのでうまく話をすれば知識は増えます。社内から技術を学ぶことは多くありません。とにかく仕事を進める気合と根性は身に付いたと思います。(Openworkより)[/ふきだし]

軽自動車では指折りの企業であるためか、良い製品を作ったり売ったりできる点にやりがいを感じるようですね。

一方成長面については、自分自身で積極的に外の人と交流することも求められるようです。

社風や企業文化に関する口コミ・評判

最後に社風や企業文化に対する声も見ていきます。

男性設計職
同業他社と比べて古い企業文化であり、よくも悪くも日本風土。現場の打ち合わせでは、役職を問わずにモノを言えるが、反面、言った人に仕事が押し付けられる。経営体質は、責任を取りたがらない管理職がはびこっていて、すべての方向は社長の方針にゆだねられている。(Openworkより)[/ふきだし]

男性商品企画職
どの職場も人間関係は良好だと思われる。基本的に質問の来た相手を邪険にすることはせず、そういった意味では風通しの良い会社だと感じる。管理職に対してもさん付けで呼び、相談や話に行くことは非常にしやすい。(転職会議より)[/ふきだし]

組織体制の面では社長の方針に全てがかかっていたり、責任を取りたがらない管理職がいたりで不安要素もあるようですね。

一方部署の空気は仕事に必要なコミュニケーションはしやすいと言えるようです。

スズキに転職したいのであれば転職エージェントの活用がおすすめ

スズキに転職したいのであれば転職エージェントの活用がおすすめ

スズキの転職選考を受ける際、なるべく内定を掴みたい人も多いでしょう。内定に大きく近づくには、転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントでは面接や応募書類対策に加えて、スズキの選考で見られる傾向も教えてもらえます。スズキ向けのノウハウも多いため、選考対策で重宝するでしょう。

特におすすめのエージェントがリクルートエージェントです。業界最大手である分、スズキの非公開求人も非常に多いため、比較的スズキの選考にチャレンジする機会に恵まれます。

加えてアドバイザーの交渉術も確かであるため、選考対策に加えて内定後の年収交渉でも期待しやすいです。

まとめ

今回は軽自動車メーカーとして国内外で人気のスズキに転職する方法や難易度などを見てきました。スズキは長い歴史を持っている上に安定した企業として知られています。

年収や福利厚生の面でも落ち着いている上、海外赴任のチャンスも非常に多いです。ただ人気企業である分、転職難易度は高くなっています。

スズキの内定を得るには、即戦力と同時にスズキに新風を吹かせる人材としてアピールすることがポイントです。スズキを理解しつつ不足点を克服する方法を示すべきでしょう。

スズキは社風の面で評判が低い部分はあるものの、安定した環境で高品質な軽自動車を作るにはおすすめの企業です。転職エージェントも活用しながら対策を立てると良いでしょう。

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