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シュラフ(寝袋)のおすすめ人気7選!朝までぐっすりぬくぬくのシュラフまとめ

キャンプで眠るときに必要なアイテムといえばシュラフ(寝袋)です。

テントで一泊するのはワクワクしますが、一方で

いつもと違う環境でぐっすり寝られないかも……

と心配になる方もいるのでは?

シュラフ選びは、アウトドアで快適に寝られるかを左右する重要な要素のひとつ。

とはいえ、布団のように四角いものからイモムシのような形までさまざまで、どれを選べばいいのか難しいですよね。

本記事では、シュラフを選ぶポイントやおすすめのモデルを紹介します。

この記事のライター
上田優香のプロフィール画像

のん

ゆるきゃんにハマり、キャンプを始めた女性キャンパーで、CAMP ONではキャンプギアやウェアのレビュー記事を担当。穴場のキャンプ場や、キャンプ場ならではの楽しみ方をコラムで執筆予定。

シュラフ(寝袋)の魅力と選び方のポイント

シュラフは、アウトドアで快適に睡眠するのに欠かせないアイテム。

多くのメーカーからさまざまなモデルが販売され、価格も数千円~10万円近くするものまであります。

ここではシュラフの魅力、選び方のポイントを紹介します。

  1. キャンプでの快適な睡眠にはシュラフ(寝袋)選びが重要
  2. 「マミー型」か「布団型」か
  3. 「ダウン」か「化繊」か
  4. 「快適使用温度」と「限界使用温度」は適しているか

キャンプでの快適な睡眠にはシュラフ(寝袋)選びが重要

テントに泊まるとき、気持ちよく睡眠できるかどうかは、シュラフや床に敷くマットなどのスリーピングギアに左右されます。

特に寒い時期のキャンプでは、シュラフがどれだけ保温できるかが重要で、寒さで寝られなかったり、テントで過ごせずに車などに避難したりすることも。

夜によく眠れなければ、前日の疲労が取れないどころかさらに蓄積され、せっかくのキャンプも楽しめません。

キャンプで快適な睡眠をしたいのであれば、シュラフの性能をしっかり確認して購入することが大事です。

「マミー型」か「布団型」か

シュラフの形は主に「マミー型」と「布団型」の2種類に分かれます。

マミー型は体の形に沿った形状で、頭から足先まで包み込んで体にフィットするので保温性が高いのが特徴。

コンパクトに収納できるので、冬キャンプや少しでも荷物を減らしたいソロキャンプにおすすめです。

一方、布団型(レクタングラー)は、普段家で寝ている布団によく似た四角い形状で、ゆったり寝られて圧迫感がありません。

複数人で一緒に寝られる大型サイズや連結させて使えるタイプもあり、ファミリーにおすすめ。

ただし、収納サイズはマミー型よりも大きめです。

「ダウン」か「化繊」か

中綿の種類には「ダウン」と「化繊」があります。

ダウンは軽く保温性が高いですが、値段が高い・濡れに弱いことが難点。

一方、化繊のシュラフは濡れにも強く値段が安いので、キャンプ初心者や初めてのテント泊におすすめです。

ただし、ダウンに比べると2倍ほど重く、収納サイズも大きくなることは避けられません。

「快適使用温度」と「限界使用温度」は適しているか

シュラフには、保温力を表す基準として快適使用温度(コンフォート温度)限界使用温度(リミット温度)があります。

スリーピングバックに関する温度表記について

COMFORT

一般的な成人女性が寒さを感じることなく寝ることができる温度域とされています(快適使用温度)。一般的に女性は男性よりも寒さを感じやすいので、約5℃程度高く使用温度を算出しています。

LIMIT

一般的な成人男性が寝袋の中で丸くなり、8時間寝られる温度域とされます(下限温度)。これよりも低い温度は、リスクのある温度域となります。

 

NANGA公式サイトより

この2つの温度を基準として、キャンプをする季節や最低気温に合ったモデルを選びましょう。

一般的に快適使用温度と限界使用温度が低くなるほど価格は高くなります。

寒い時期にキャンプをしないのであれば、オーバースペックすぎないコスパのいいモデルを選ぶのもいいでしょう。

シュラフ(寝袋)のおすすめ人気7選

キャンプにおすすめのシュラフを紹介します。

  1. コスパ最強コールマン「マルチレイヤースリーピングバッグ」
  2. 寝心地のよさならロゴス「丸洗いやわらか あったかシュラフ」
  3. クッションになるキャプテンスタッグ「モンテ 洗えるクッションシュラフ」
  4. ファミリーにおすすめDOD「わがやのシュラフ」
  5. 冬でもあたたかナンガ「オーロラライト 600 DX」
  6. 空気のような軽さイスカ「エア 300SL」
  7. ストレッチの効いたmont-bell「ダウンハガー800 #3」

コスパ最強コールマン「マルチレイヤースリーピングバッグ」

3つのレイヤーからなるシュラフで、組み合わせによって4シーズン使えるのに1万円以下というコスパの高いモデル。

アウターレイヤー、ミッドレイヤー、フリースをすべて重ねると、快適温度-5℃/使用下限温度-11℃と、冬キャンプにも使えます。

また、薄手のミッドレイヤーとフリースのみだと、快適温度12℃/使用下限温度6℃と夏場に最適。

ただし重さ4.9kgで収納サイズも大きいので、車でのキャンプにおすすめです。

寝心地のよさならロゴス「丸洗いやわらか あったかシュラフ」

適正温度0℃までの布団型シュラフです。

肌面と表面にフランネル素材を使い、なめらかな肌触りなので、寝心地重視のキャンパーにおすすめ。

同じシュラフを連結させれば親子で使用も可能です。

大型洗濯機で丸洗いできるので、いつでも清潔でふわふわな状態で使えます。

クッションになるキャプテンスタッグ「モンテ 洗えるクッションシュラフ」

3シーズン対応、使用温度の目安12℃~の布団型シュラフです。

クッションカバーの中にシュラフを収納してクッションとして使え、寝るとき以外はおしゃれなインテリアアイテムに早変わり!

速乾性のあるウルトラファインファイバーの中綿なので、丸洗いして清潔に保管できます。

ファミリーにおすすめDOD「わがやのシュラフ」

1枚で4人が寝られる特大サイズのシュラフで、推奨使用温度は5℃以上、最低使用温度はマイナス5℃です。

「わがやのシュラフ」という名前のとおり、家族全員が一緒に寝られるよう幅が230cmと他に類を見ないサイズですが、3つに折って巻くだけで簡単に収納できます。

40秒で片付け可能とうたわれているので、4人家族であれば4枚のシュラフを収納するよりはるかに楽ですよね!

コットン100%なので、ナイロンのようにシャカシャカと音がしないのもおすすめポイントです。

冬でもあたたかナンガ「オーロラライト 600 DX」

国産ブランドで、ダウンシュラフは永久保証付きという品質の高さとが人気のナンガ。

「オーロラライト 600 DX」は快適使用温度 -11℃〜/使用可能限界温度 〜-18℃と冬キャンプにも対応した高スペックモデルです。

ダウンは水に弱いのが難点ですが、このモデルは表面にオーロラテックスといわれる防水透湿素材を使用し、シュラフカバーなしでもダウンが濡れてしまうことがありません。

収納時は直径17cm×31cmとコンパクトになるので、ツーリングにもおすすめです。

空気のような軽さイスカ「エア 300SL」

イスカ(ISUKA) は日本のシュラフ専門ブランド。

イスカのエアシリーズは、軽さ・コンパクトさ・温かさを兼ね備えた人気シリーズです。

広げるとドーム状に膨らむ3D構造で、無駄なスペースを作らず保温性をアップさせています。

足元部分はダウンを多めにしてあるので冷え性の方にもおすすめ。

平均重量570gと軽量なので、ミニマムキャンプや登山キャンプで活躍します。

ストレッチの効いたmont-bell「ダウンハガー800 #3」

マミー型シュラフは体にフィットするので窮屈に感じることがありますが、mont-bellのダウンハガーシリーズは独自の「スーパースパイラルストレッチシステム」により縦横に伸びるので、頻繁に寝返りを打つ人におすすめ。

ダウンハガー800シリーズには、対応温度によってEXP・#1~#5までラインナップがあります。

#3は快適使用温度4℃/限界使用温度-1℃なので、3シーズン使えて汎用性が高いモデルです。

おすすめ人気シュラフ(寝袋)比較一覧表

スクロールできます
製品名 コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ
ロゴス 丸洗いやわらか あったかシュラフ
キャプテンスタッグ モンテ 洗えるクッションシュラフ

DOD わがやのシュラフ

ナンガ オーロラライト 600 DX
イスカ エア 300SL

mont-bell ダウンハガー800 #3
特徴 3つのレイヤーの組み合わせによって4シーズン使える フランネル素材を使い、なめらかな肌触り クッションカバーの中にシュラフを収納して、クッションとして使える 幅が230cmと家族で寝られる特大サイズ。40秒で片付け可能。 防水透湿素材を使用し、濡れに強い。冬キャンプにも。 3D構造で、無駄なスペースを作らず保温性をアップ。 スーパースパイラルストレッチシステムによりストレッチ性が抜群。
中綿 化繊 化繊 化繊 化繊 ダウン ダウン ダウン
形状 布団型(レクタングラー) 布団型(レクタングラー) 布団型(レクタングラー) 布団型(レクタングラー) マミー型 マミー型 マミー型
重量 4.9kg 2.3kg 1.3kg 4.8kg 1.1kg 570g 550g
快適使用温度 -11℃ 0℃ 12℃ 5℃ -4℃ 7℃ 4℃
限界使用温度 -5℃ -11℃ 2℃ -1℃

シュラフ(寝袋)の口コミを徹底調査

シュラフの口コミを調査しました。

良い口コミ

シュラフに関する良い口コミをまとめると、

  • スペックが良く、値段が高いシュラフは温かさが段違い
  • 寒い季節のシュラフ選びはコストをかけるべき
  • シュラフ以外の防寒も工夫すれば温かく寝られる

シュラフの実力を感じるのは、やはり寒い時期のキャンプ。

特にダウンのシュラフは、見た目のコンパクトさからは想像できないほど温かいので、値段相応の価値を感じられるようです。

悪い口コミ

マイナス意見をまとめると

  • シュラフの適正温度を信じすぎると失敗する
  • かさばるシュラフは思った以上に荷物になる
  • スペックと価格帯で悩んでなかなか決められない

あくまでシュラフは掛布団のようなものなので、地面からの底冷えには耐えられません。

厚いマットやコットで冷えを防ぐ必要があります。

また、化繊のシュラフはダウンに比べてかさばるので、大荷物になってしまうことも。

値段だけ見ず、自分のキャンプスタイルに合ったシュラフを選ぶことが大切です。

シュラフ(寝袋)のよくある質問(Q&A)

シュラフに関するよくある質問にお答えします。

シュラフのメンテナンス方法は?

シュラフは使ったあとは中綿に湿気が溜まっているので、そのまま収納してしまうと臭いやカビが発生する危険があります。

シュラフ自体の保温性も低下し劣化が進んでしまうので、使ったあとは日陰でしっかり乾燥させましょう。

また、保管するときは圧縮せずに保管袋(ストリージバッグ)に入れると中綿のふくらみを損ないません。

シュラフは自分で洗える?

シュラフは自宅で手洗いできますが、中綿の素材と洗濯表示によって洗い方が違います。

ダウンの場合、ダウン専用洗剤を使用し手洗いが基本です。

メーカーによっては、手洗いよりクリーニングを推奨していることもあるので、購入したシュラフのメーカーの公式サイトを確認してみてください。

化繊は中性洗剤を使用して手洗いできますが、脱水や絞ったりすると中綿が劣化するのでNGです。

シュラフを上から押して脱水し、バスタオルなどに挟んで吸い取りましょう。

化繊シュラフには丸洗いOKのモデルもあるので、選ぶときにチェックしてみてください。

シュラフと一緒にそろえておきたいグッズは?

シュラフの下に敷くマットやコット(キャンプ用ベッド)は、地面からの冷えを遮断するために必須のアイテムです。

また、寒い季節であればシュラフだけでは寒い場合を考えて、厚手のウェア、体を温めるためのカイロや湯たんぽ、毛布などを用意しておくと安心できます。

クローズドセル(折りたたみ式のウレタンマット)は、軽くて丈夫なうえ価格が安いのでおすすめです。

コットは地面に直接接していないので地面からの冷えを遮断でき、寝るとき以外はベンチとしても使えます。

24時間温かさが持続し、くり返し使えるハクキンカイロは、寒い季節のキャンプの必需品です!

シュラフ(寝袋)まとめ

シュラフの選び方とおすすめモデルを紹介しました。

シュラフ(寝袋)のまとめ
  • コスパ重視なら化繊の布団型
  • 軽さ、温かさ重視ならダウンのマミー型
  • 「快適使用温度」と「限界使用温度」をチェック
  • 寒い時期はシュラフ以外の寒さ対策も必要

シュラフは、泊まりのキャンプに必須のアイテムです。

性能によって価格もかなり幅がありますが、自宅の布団と同じように朝までぐっすり寝られるシュラフを選びたいですよね。

本記事で紹介した選び方とおすすめモデルを参考に、快適な睡眠ができるシュラフを選んでください。

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