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【モンベルダウンハガー800 Women’s #3レビュー】女性にフィット、3シーズン用シュラフの評判・口コミを紹介!

キャンプや登山用のシュラフが有名なモンベル

シーンに合わせて数十種類ものシュラフが販売されていて、愛用しているキャンパーも多いですよね。

本記事で紹介するのは女性用3シーズンモデルの「ダウンハガー800 Women’s #3」です。

女性用シュラフってどこが違うの?短いだけ?

他のシュラフと比べて何がいいの?

そんな疑問を持っている人に向けて、実際に使用して感じたメリット・デメリットや他製品との比較をまとめました。

購入を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。

モンベルダウンハガー800 Women’s #3の特徴とレビュー

まずはモンベルダウンハガー800 Women’s #3の特徴・性能を紹介します。

モンベルダウンハガー800 Women’s #3

素材 10デニール・バリスティック エアライト® ナイロン
重量 547g(スタッフバッグを含む総重量は578g)
収納サイズ φ13×27cm(3.3L)
適応身長 ~173cm
適応温度 【快適温度】4℃
【使用可能温度】-1℃
※新モデルの適応温度。本記事の画像は旧モデルのため快適温度3℃、使用可能温度-2℃と表記されています。
付属品 ストリージバッグ(コットンの保管袋)
モンベルダウンハガー800 Women’s #3の詳細
  1. ダウンハガーシリーズ、3シーズン対応の軽量シュラフ
  2. 女性の体型に合わせたデザイン

ダウンハガーシリーズ、3シーズン対応の軽量シュラフ

種類の多いモンベルのシュラフの中で、もっとも人気なのが「ダウンハガー」シリーズです。

登山用として開発されたダウンハガーシリーズは、900、800、650フィルパワーの3つのシリーズがあり、さらに適応温度によって#EXP・#0・#1・#2・#3・#5・#7に分かれます。

本記事で紹介する「ダウンハガー800 Women’s #3」は、ダウンハガーシリーズの中でも人気が高い800フィルパワーの#3の女性用モデルです。

ダウンハガーシリーズの対応シーズン

【EXP・#0・#1・#2】雪山、厳冬期のキャンプ
【#2・#3】3シーズンの登山・キャンプ
【#5・#7】夏の登山・キャンプ

「ダウンハガー800 Women’s #3」は800フィルパワーのEXダウンを使用し、保湿性があるのに軽量コンパクト。

#3モデルは快適温度4℃、使用可能温度-1℃が目安で、3シーズンの登山やキャンプに幅広く使えるバランスの良さが特徴です。

女性の体型に合わせたデザイン

ダウンハガー800のレギュラーサイズは身長183cmまでに対応しています。

ダウンハガー800 Women’sは身長173cmまでに対応とレギュラーより小さめで、肩部分も女性にフィットするよう狭くしています。

これによりシュラフ内に余計な隙間ができず、保温効果がアップ。

さらに女性は足が冷えやすいので足元のダウン量を増やしてより快適に睡眠できるよう工夫されています。

モンベルダウンハガー800 Women’s #3のメリット

モンベルダウンハガー800 Women’s #3をしばらく使ってみて、個人的に感じたメリットをまとめました! 

あぐらをかけるほどストレッチが効いている

モンベルのシュラフの一番の特徴は伸縮することです。

ダウンハガー800シリーズには「スーパースパイラルストレッチシステム」が採用されており、その伸縮率は最大135%!

シュラフに入ったままあぐらをかいて座れるほどよく伸びます。

マミー型シュラフの弱点である窮屈感を感じにくくなり、寝返りや睡眠中に無意識に体を動かしてしまう人でも快適です。

気温に合わせた使い方ができる

ダウンハガー800 Women’s #3は、首元から足元まで両開きのジッパーで開閉できるので、気温に応じてさまざまな使い方ができます。

例えば、少し暑いと感じたら足元部分のジッパーを開けて足だけ出して寝ることも可能。

モンベルの店員さんに聞いたところによると、「足元を開ければシュラフに入ったまま歩けるので、夜にテントから出て星や夜景を眺めたいときに便利」とのことでした。

もっと暑ければジッパーをすべて開け、掛け布団のように使うこともできます。

反対に寒いときは、顔周りのアジャスターを閉めて冷気をシャットアウトすれば保温性アップ。

また、右ジッパーモデルと左ジッパーモデルがあるので、同じダウンハガーシリーズでジョイントすることも可能です。

コンパクトで登山や徒歩キャンプにも

ダウンハガー800 Women’s #3は登山用につくられたシュラフなので、547gと軽量でコンパクトです。

専用のスタッフバッグに収納するとφ13×27cmで、コンプレッションキャップを使えばさらに圧縮できます。

実際、私はテント泊登山や徒歩でのソロキャンプに持っていきますが、軽くてまったく負担になりません。

同じモンベルの化繊綿を使ったバロウバッグの#3タイプは1050g、布団型のダウンファミリーバッグの#3タイプは1207gなので、適応温度が同じモデルと比較しても圧倒的に軽いことがわかります。

ダウンハガー800 Women’s #3にはコンプレッションキャップのXSサイズが最適です。

モンベルダウンハガー800 Women’s #3のデメリット

モンベルダウンハガー800 Women’s #3は良い商品ですが、デメリットもあるので紹介します。

秋冬には寒いかも(#1~#2がおすすめ)

ダウンハガー800 Women’s #3は快適温度4℃、使用可能温度-1℃が目安です。

しかし、私は寒がりなので0℃前後のときにこのシュラフ1枚では寒いと感じることがありました。

気温がマイナスになるような冬キャンプには明らかに力不足でしょう。

寒い時期にはダウンハガーの#1~#2のような適応温度が低いモデルを選ぶか、シュラフを重ねる、ダウンジャケットを着込む、湯たんぽやカイロを使うなどの工夫が必要です。

また、底冷えを防ぐため厚いマットやコットを使うことも検討してみてくださいね。

こちらの記事ではおすすめのキャンプマットを紹介しています。

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防水するにはシュラフカバーが必要

表面が撥水加工してあるとはいえ、テント内は結露して濡れることが多いもの。

雨が降ったら浸水する危険もあります。

ダウンは濡れると保温性を失ってしまうので、防水性を高めるためにシュラフカバーを併用するのがおすすめです。

モンベルダウンハガー800 Women’s #3の口コミ・評判

モンベルダウンハガー800 Women’s #3を実際に使っているユーザーの口コミ・評判を紹介します!

良い評判・口コミ

良い口コミで特に多かった意見をまとめると、

  • 女性の体型にちょうどいいサイズ
  • 軽量でコンパクト
  • ダウンがしっかり入っていて保温効果が十分
  • 長く使える

キャンプであれば重量は気にならないという人もいるかもしれません。

しかし、ダウンハガー800 Women’sのような上質なダウンを使用したシュラフは自宅保管するときもかさばらず便利です。

マミー型が窮屈に感じる人でも、ストレッチが効いたダウンハガーであればゆったり眠れるという感想もありました。

悪い評判・口コミ

悪い評価や口コミはほとんど見つかりませんでした。

強いて挙げるとすれば、

  • 冬のキャンプには寒い
  • 値段が高い

といった意見がありました。

#3は3シーズン用とはいえ、実際に寝る場所の気温によっては寒いこともあります。

寒がりの人や冷え性の人は#1や#2と比較検討したり、シュラフを重ねる、ダウンジャケットを着込むなどの寒さ対策をしましょう。

モンベルダウンハガー800 Women’s #3と競合商品との比較

 

モンベルダウンハガー800 Women’s #3を他のマミー型シュラフと比較しました。

価格で「ナンガ オーロラライト 350 DX」と比較

永久保証を掲げ、絶対的なダウンの品質を誇るナンガ。

オーロラライト 350 DXは表地に防水透湿コーティングをほどこした「オーロラテックス」を使用しており、中のダウンも撥水加工してあるので、シュラフカバーなしでも濡れに強いのが特徴です。

ただ、価格を比較するとダウンハガー800 Women’s #3は購入時の価格が29,150円、オーロラライト 350 DXが37,400円(2021年4月現在)とかなりの差がありました。

永久保証は魅力でしたが、価格が魅力的なダウンハガー800 Women’s #3を選びました。

重量と収納サイズで「KingCamp シュラフ」と比較

ネット通販でコスパのいいキャンプ用品を販売する中国メーカーKingCampのマミー型シュラフ。

価格は魅力ですが、中綿がナイロン製ということもあり収納サイズがφ23×35cm、重さが1.6kgとなかなか大きめです。

車でのキャンプなら十分コンパクトで良い商品ですが、私は登山や徒歩キャンプにも使いたかったので軽量コンパクトを重視しました。

使用温度で「Naturehike CW300 マミー グースダウン スリーピングバッグ」と比較

Naturehike(ネイチャーハイク)はコスパのいいキャンプ用品が人気の中国のアウトドアメーカーです。

「マミーグースダウンスリーピングバッグ」はグースダウンを300g使用。

重量は630gと、ダウンハガー800 Women’s #3と同程度でありながら価格は14,900円(2021年4月現在)とコスパも抜群です。

ただし、快適使用温度9℃、限界使用温度4℃なので、寒がりの私が3シーズン使うには物足りなさを感じました。

頭までしっかり被って保温できるダウンハガーの形状のほうが保温性が高いと感じます。

こちらの記事ではモンベルのダウンハガーをはじめとしたおすすめシュラフ7選を紹介していますので、参考にしてください。

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モンベルダウンハガー800 Women’s #3レビューまとめ

モンベルダウンハガー800 Women’s #3は、保温力とコンパクトさのバランスが良く、女性にフィットするようこだわり抜かれたシュラフです。

モンベルダウンハガー800 Women’s #3まとめ
  • 女性の体型にフィットするサイズ
  • 800フィルパワーの高品質ダウンでふかふか
  • あぐらをかけるほど横に伸びて窮屈さがない
  • 3シーズンの登山やキャンプにぴったりの適応温度
  • 収納に収納できコンパクトになる

 

ダウンハガー800 Women’s #3は低身長の人だけではなく、シュラフが窮屈に感じてなかなか寝られない人や、冷えが気になる人にもおすすめです。

キャンプでの睡眠を重視するなら、ふわふわで軽いダウンハガー800 Women’s #3をぜひ試してみてくださいね。

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