キャンプや登山などアウトドアを楽しむだけではなく、タウンユースできるアウトドアブランドのアウターに注目が集まっています。
アウトドアブランドのアウターに挑戦したいけど、結局どのブランドがいい?
アウターって高いから絶対に失敗したくない!
そう思う方も多いはず。
人気がゆえに街でかぶりがちだったり、機能性重視で選んだらコーディネートしにくかったりと失敗は避けたいですよね。
そこで本記事では、迷ったらこのブランド、このアウターがおすすめ!という厳選アイテムを紹介します。
ファッション初心者はもちろん、アウトドア用のアウターが欲しいという方までぜひ参考にしてください!
いちろー
キャンプ歴10年のベテランキャンパー。泳げないのに海キャン・川キャンが大好きでギアへのこだわりは非常に強く、ブランドや価格帯にこだわらず、使い勝手の良いギア・コスパの良いギアを好む。
アウトドアにおすすめ!アウターの種類と選び方
まずはアウターの種類や選び方のコツを紹介します。
タウンユース・アウトドア併用できるアウターの種類
せっかくアウターを買うなら、普段使いだけではなくアウトドアシーンでも使いたいですよね。
併用できるアウターの種類は下記のとおり。
- マウンテンパーカー
- フリース
- ダウンジャケット(焚き火には注意!)
まずは併用できるアウターの種類を絞って探すと目移りしにくく探せます。
特に、秋・冬・春と3シーズン使えるマウンテンパーカーは一つは持っておきたい!
素材・機能で選ぶ
アウトドアブランドのアウターはそれぞれ独自のテクノロジーや素材を採用しています。
なかでも各社多く取り扱う「シェル」は、防水性と透湿性の高い素材。
柔らかい肌さわりのソフトシェルや高機能ゴアテックスを使ったハードシェルが有名です。
ソフトシェル…かさばらずに重ね着しやすい ハードシェル…より高い断熱性と防水・通気性
選ぶときは、どのシーンで使うかによって機能性にも注目してみましょう。
色・デザインで選ぶ
どうしても黒やグレーなどのモノトーンを選びがちなアウター。
合わせやすいモノトーンを選ぶのも着回しができていいですが、色にも注目してみましょう。
カラーリングに定評のあるブランドなら、北欧ブランドのホグロフスがおすすめです!
これなら挑戦できるかも!というカラーが見つかりますよ!
良質アウターが見つかる!おすすめアウトドアブランド
デザインや機能性を兼ね備えたアウター、どのブランドでみつかるの?
数多くのアウトドアブランドのなかから、間違いないおすすめブランドとモデルをまとめました。
アウターブランド①:Patagonia(パタゴニア)
まずは、シンプルなデザインで実用性を重視したパタゴニアを紹介します。
ファッション性と機能性の両立させたブランド
パタゴニアは、創業者がクライマーだったことやシンプリシティ(単純性)やミニマリズムを美学にしていたため、シンプルでありながら機能的なアウターが多いです。
流行にとらわれないデザインがいつの時代にもハマる!
以前は機能性や耐久性のみが重視されていたアウトドアウェアが、現在のようにおしゃれな街着というイメージで定着したきっかけのブランドです。
トレントシェル3Lジャケット
シェルとは、主に防水性と透湿性の高い素材を使ったアウターのこと。
パタゴニアでは、独自の防水透湿技術を採用し、蒸れにくく軽量。
高機能・高品質でありながら、リーズナブルな価格設定はさすがパタゴニア!
防水性と透湿性はもちろん、耐久性にも優れているので雨風に負けません。
サイズ展開も豊富です。
- メンズ:XS、S、M、L、XL、XXL
- レディス:XXS、XS、S、M、L、XL、XXL
ナノエアー・フーディ
高品質で人気の高いパタゴニアの定番ジャケット「ナノエア・フーディ」。
暖かいのはもちろん、蒸れにくく快適な着心地。
汎用性が高いので、1枚あればさまざまなシーンで活躍する優れものです。
アウターブランド②:ARC’TERYX(アークテリクス)
アークテリクスの魅力は、何といってもファッション性の高さ。
機能性の高さや着心地、ディテールも文句なしのアークテリクスを紹介します。
ファッション性の高いアウトドアブランド
登山用アパレルにありがちな、デザインの野暮ったさがまったく感じられません。
その理由は、ムダを省いたシンプルデザインと絶妙なカラー展開。
スタイリッシュなフォルムと、中間色を生かした自然になじむ色合いが魅力です。
スコーミッシュフーディ
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」は超軽量で、真冬以外であればいつでも使える万能なジャケット。
どれを選んだらいいかわからない方にこそ、おすすめしたいナイロンパーカーです。
公式野球ボールほどの重さの約140gと超軽量なので、着ていてストレスにならないことが特徴。
また、4.9オンスの薄さで着ている感触がほぼないため、気軽に羽織れるアイテムです。
アトムLTフーディー
アークテリクスのウェアは「ATOM(アトム)」「GAMMA(ガンマ)」「BETA(ベータ)」など、適応環境や使用状況によりシリーズが分かれます。
その中で「ATOM(アトム)」は、いわゆるミッドレイヤー(中間着)に区分されているシリーズ。
ミッドレイヤー(中間着)は、アウターとしてはもちろん、ときにはインナーとして幅広く使えるウェア。
シーズン問わずに着用できるので、使い勝手がよくコストパフォーマンス抜群!
アークテリクスの商品名にはウェアの特徴をあらわすアルファベット2字が入っているため、区別しやすくなっています。
- FL(敏速 & 軽量) とても軽く着心地がよく、動きやすいモデル
- AR(オールラウンド) さまざまなシチュエーションで効果的に着用可能
- LT(軽量) ミニマル設計で軽量に作られたウェア
- MX(変わりやすい天気) 山の変わりやすい天候に対応した、機能性重視モデル
- SL(超軽量) 丈夫で最も軽い素材で、持ち歩きに便利なアイテム
アウターブランド③:MAMMUT(マムート)
アウトドアファッション好きの間で人気上昇中のヨーロッパ老舗メーカー、MAMMUT(マムート)。
MAMMUTとは、ドイツ語で「マンモス」を意味します。
山岳国スイスで生まれたアウトドアブランド
マンモスマークが印象的なマムートは、1862年にスイスで誕生しました。
アルパイン用品の製造販売に150年以上の歴史を刻んできました。
登山用品や機能性アパレルブランドとして、世界で展開するグローバルブランド。
スタイリッシュなシェルジャケットやダウンパーカーなど、厳しい山の環境に適したウェアが人気!
高機能ですぐれた着心地のウェアは海外で定評があり、日本のキャンパーやクライマーの間でとても人気です!
Meron IN Hooded Jacket
Meron IN Hooded Jacketの重量はたったの350gで、着ても重さをまったく感じません。
まるで暖かい空気を体にまとっているような不思議な感覚なんです!
ダウンは水に濡れると保温性を失うデメリットがありますが、Meron IN Hooded Jacketの表地は撥水性ポリアミド製のリップストップ素材なので、多少の水なら弾きます。
キャンプではテントのフライシートが結露することも多いですが、うっかり濡らしてしまっても中綿まで濡れることがありません。
ただし完全防水ではないので、過信はせずに濡れたらすぐに乾燥させましょう。
表地は化学繊維なので火に弱いです。キャンプで火を使うシーンでは、難燃性の高いコットンやウールなどの焚き火用アウターを着用してくださいね。
冬でも登山やキャンプを楽しんでいる私が感じたMeron IN Hooded Jacketの特徴や、実際に着てわかったメリット・デメリットをこちらの記事で紹介しています。
アウターブランド④:THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
THE NORTH FACEは、冬の防寒着の定番ダウンパーカを生み出したアウトドアメーカーの大御所。
保温性・耐久性に優れたおしゃれなデザインで、数々の機能性ウェアを開発しています。
本格登山からストリートファッションまで注目
THE NORTH FACEは、山岳アスリートや有名な登山家に愛用されてきました。
強風や雨に強く透湿性がよく、蒸れない設計のため、1着あればキャンプで服装に悩みません!
コーデしやすいシンプルなデザインで、ファッション性にも注目!
ストリートブランドSupremeとのコラボをはじめ、他ブランドと連携したスタイリッシュなウェアが注目されています。
高い機能性とデザイン性から、本格的な登山ウェアからストリートファッションまで幅広く愛されています。
アウターブランド⑤:Columbia(コロンビア)
コロンビアは、米国のオレゴン州生まれのアウトドアブランド。
設立時は小さな帽子問屋でしたが、マルチポケットフィッシングベストをはじめさまざまなヒット商品を開発しました。
今では機能性・デザイン性がともに支持され、世界的に愛されるブランドへと成長しています。
独自の素材で機能性が抜群
素材にこだわるコロンビアのアウターは、機能性が抜群です。
ほとんどのアウトドアブランドがレインウェアにゴアテックスを使っているのに対して、コロンビアは自社素材開発して採用しています。
- 撥水機能に優れ予期せぬ雨と汚れを弾く「オムニシールド」
- 寒風で体を冷やさず熱気でムレない「オムニウインドブロック」
- 防水透湿性が高く快適に過ごせる「オムニテック」
- 紫外線からお肌を守る「オムニシェイド」
- 軽量かつ高い保温性を持つ「オムニヒート」
アウターブランド⑥:HAGLOFS(ホグロフス)
ホグロフスは、スウェーデンのブランドで北欧らしい洗練されたデザインが魅力的です。
100年以上の歴史ある北欧アウトドアブランド
元々は通学用のバックパック販売からキャリアスタートし、さまざまなアウトドアアワードを受賞した老舗アウトドアブランド。
画期的なアイデアや先進素材を積極的に使用しているのも特徴。
シンプルで高性能なアイテムは世界中のアスリートから信頼されています。
ディテールはシンプルながら、北欧ブランドならではの印象的なカラーリングも男女問わず人気です。
アウターブランド⑦:HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)
ヘリーハンセンは商船隊の船長だったヘリー・J・ハンセンが1877年に設立されました。
機能性はもちろん、きれいめなスタイルにも合わせやすいと人気です。
高性能な防水ウェアが有名
140年以上にわたるアウトドアの知識や経験によって作られた高性能な防水ウェアが有名。
防水機能に優れたヘリーハンセンのアウターは登山家やスキーヤーからも愛されています。
他にも、フリースの元祖であるファイバーパイルの開発など、ウエアの種類も多岐に渡ります。
アウターブランド⑧:MOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウェア)
どんな過酷な登山にも適応できるギアを作りたい
クライマーの意見を取り入れたクライマーのためのアイテムが欲しい
マウンテンハードウェアはこのような思いから1993年に誕生しました。
より良い登山を追求するアウトドアブランド
マウンテンハードウェアは、山での使い勝手に特化したアイテム作りが特徴です。
シルエットはシンプルだけど、どこか印象に残るデザインのカッコ良さも人気の理由です。
ナットが描かれたロゴデザインもおしゃれ!